【時系列まとめ】岡山と愛媛で山火事 岡山市と愛媛県今治市ともに鎮圧を発表
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岡山市と愛媛県今治市で23日発生した山林火災。岡山市の火災はほぼ消し止めたとして、28日に鎮圧が発表されました。また愛媛県今治市の火災も、31日に鎮圧が発表されました。

【画像】愛媛県今治市 住宅に迫る火の手

相次ぐ山火事
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【愛媛県今治市の山火事】
■23日午後4時ごろ 今治市長沢の山林で火災が発生
■24日午前6時 25ヘクタールが焼ける
■24日午前10時 119ヘクタール焼ける
■24日午前11時半 137ヘクタール焼ける
■24日午後6時 避難指示範囲を拡大
■25日午前6時 158ヘクタールが焼ける
■25日午前11時 214ヘクタール焼失 消火活動続く
■25日午後1時 火がふもとの住宅に迫る
■26日午前6時 住宅など9棟が全焼 避難指示も拡大
■26日午後2時 417ヘクタールが焼失
■27日午前7時 けが2人  約7万6000世帯で停電の恐れ
■27日午前8時 住宅など11棟に被害
■27日午後6時 442ヘクタール焼失 住宅など21棟に被害
■28日午前11時半 火の勢い弱まる 残り火の確認続ける
■28日午後8時 今治市の一部地域と西条市の避難指示を解除
■29日午後0時半 「鎮圧」に向け地上とヘリで残り火を消火
■30日午後1時 発生1週間 山肌に「熱源」消火活動続く
■31日正午 鎮圧を発表

【岡山市南区の山火事】
■23日午後3時ごろ 岡山市と玉野市にまたがる金甲山で火災が発生
■23日午後9時 岡山市南区飽浦などに避難指示
■24日午前6時 住宅など5棟に延焼 鎮火のめど立たず
■24日午前10時 250ヘクタールに延焼 自衛隊ヘリコプターも消火に
■24日午後5時半 避難指示を解除
■25日午前6時 鎮火のめど立たず
■25日午前11時 焼失面積300ヘクタールに拡大
■26日午前6時 再び避難指示
■26日午前11時 423ヘクタールが焼失
■26日午後2時 546ヘクタールが焼失
■27日午前7時 559ヘクタールが焼失 小学校の修了式が中止に
■27日午後6時 玉野市の避難指示を解除
■28日午前10時半 すべての避難指示を解除
■28日午後1時半 市が鎮圧を発表
■31日午後7時 野焼きが原因か

現場の様子

愛媛県今治市の山火事

26日14時時点の延焼範囲
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■31日正午 鎮圧を発表

今治市は、31日午前11時、山火事がほぼ消し止められたとする「鎮圧」を宣言した。また、市内の2つの地区に出されていた避難指示もすべて解除すると発表した。31日も煙などは確認されていないものの、山肌の温度が高い所などでは消防などによる消火活動が続けられる予定。

■30日午後1時 発生1週間 山肌に「熱源」消火活動続く

愛媛県今治市の山火事は30日で発生から1週間です。煙などは確認されていないものの、山肌では今も「熱源」が確認されていて、消火活動が続いている。朝から消防などがヘリコプターで山肌の「熱源」の確認を行ったが、上空からは確認されず、ヘリによる散水も行われていない。一方、地上で確認された「熱源」については消防隊による放水が行われている。

■29日午後0時半 「鎮圧」に向け地上とヘリで残り火を消火

愛媛県などによると、今月23日に発生した今治市の山火事は、これまでにおよそ442ヘクタールを焼き、住宅など21棟が被害を受けている。現在も333世帯611人に避難指示が出ている。29日も朝から消防や自衛隊が上空などから「熱源」を確認し、残り火の消火を行っている。今治市では、29日以降空気の乾燥が続く見通しだが、市は状況を慎重に判断し、早ければ週明けにも「鎮圧」を目指したいとしている。

■28日午後8時 今治市の一部地域と西条市の避難指示を解除

今治市で23日に発生した山火事について延焼の恐れがないと判断し、市は28日午後5時に一部地域で避難指示を解除した。市内の長沢地区の219世帯381人と緑ケ丘団地の114世帯230人の避難指示は継続している。また、隣接する西条市も午後5時に避難指示を解除した。

■28日午前11時半 火の勢い弱まる 残り火の確認続ける

市の災害対策本部よると、昨日からの雨で火の勢いは弱まったとみられ消防などは未明から、ドローンなどを使い残り火の確認を続けている。

■27日午後6時 442ヘクタール焼失 住宅など21棟に被害

午後2時半時点でおよそ442ヘクタールが焼け、住宅など合わせて21棟に被害が及んだ。避難指示は今治市と西条市の合わせて7494人を対象に出されていて、
現在183人が避難所などに身を寄せている。

■27日午前8時 住宅など11棟に被害

27日午前7時時点でおよそ417ヘクタールが焼け、住宅など合わせて11棟に被害が及んでいる。

■27日午前7時 けが2人  約7万6000世帯で停電の恐れ

消火活動に携わる70代と50代の消防団員2人がけがをしている。避難指示は今治市と西条市の合わせて7494人が対象。四国電力送配電は、今治市内のおよそ7万6000世帯に停電の恐れがあるとして備えを呼び掛けている。

■26日午後2時 417ヘクタールが焼失

焼失面積は26日午後2時時点で、約417ヘクタールに増えた。

■26日午前6時 住宅など9棟が全焼 避難指示も拡大

今治市の山火事では25日、火が住宅まで燃え広がり倉庫も含め9棟が全焼した。他の県の消防も応援に入り、26日から消火活動を行うという。避難指示は、今治市が3056世帯5988人と対象範囲を広げ、西条市と合わせると7400人以上に上る。

■25日午後1時 火がふもとの住宅に迫る

山火事発生から43時間以上が経っても、山では時折強い火の手が上がって至る所で白い煙が確認できる。風が強く吹いていて火はどんどん燃え広がり、火や煙はふもとの住宅のすぐそばまで迫っていて、予断を許さない状況が続く。現場付近では今も県の防災ヘリや自衛隊による消火活動が続けられている。

■25日午前11時 214ヘクタール焼失 消火活動続く

25日午前8時現在、山火事によりおよそ214ヘクタールが焼失した。火の手が住宅地に迫っていて、朝も自衛隊や消防のヘリが消火活動にあたっている。

■25日午前6時 158ヘクタールが焼ける

今治市によると、23日に発生した山火事で、これまでに158ヘクタールが焼けているという。25日も朝から自衛隊のヘリや消防などによる消火活動が行われる予定。

愛媛県今治市長沢(24日午後4時ごろ)
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■24日午後6時 避難指示範囲を拡大

避難指示の範囲に新たに朝倉北地区の334世帯・698人が加わった。 すでに出ている避難指示と合わせると現在1345世帯・2585人が対象に。

■24日午前11時半 137ヘクタール焼ける

今治市で起きた山林火災ではこれまでにおよそ137ヘクタールを焼いた。

■24日午前10時 119ヘクタール焼ける

今治市で起きた山林火災ではこれまでにおよそ119ヘクタールを焼いた。消火活動は夜を徹し行われ、24日朝から自衛隊のヘリコプターが放水を始めている。

愛媛県今治市長沢(24日午前7時ごろ)
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■24日午前6時 25ヘクタールが焼ける 

これまでにおよそ25ヘクタールを焼損していて、夜通し消火活動が続けられた。この火事で今治市長沢地区の219世帯381人と、西条市楠河地区の792世帯1506人に避難指示が出ている。また、今治小松自動車道の一部で通行止めが続いている。

■23日午後4時ごろ 今治市長沢の山林で火災が発生

消防などによると、火事があったのは、今治市長沢の山林で、23日午後4時前、「山に火が燃え広がりそうです」と119番通報があった。今のところ、けが人などは確認されていない。市は長沢地区の219世帯381人に避難指示を発令した。火は延焼していて、今治市では災害警戒本部を立ち上げて情報収集にあたっている。

岡山市南区の山火事

26日午前7時時点の延焼範囲
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■31日午後7時 野焼きが原因か

23日、岡山市南区の現場付近で男性がガスバーナーを使っていたところ、その火が燃え移ったことが原因とみられることが関係者への取材で分かった。警察は、これが出火の原因とみて男性から話を聞いているという。山火事は「鎮圧」が宣言されましたが、いまだ鎮火には至っていない。

■28日午後1時半 市が鎮圧を発表

岡山市は、28日正午、ほぼ消し止めたとして鎮圧を発表した。

■28日午前10時半 すべての避難指示を解除

岡山市は、延焼の危険が低くなったとして、午前10時半にすべての地域で避難指示を解除した。

■27日午後6時 玉野市の避難指示を解除

午後4時の時点でおよそ565ヘクタールに拡大。現在は火の勢いが弱まったとみられ、玉野市は延焼の危険性が減少したとして、午後5時に市内に出していた避難指示を解除した。現在、避難指示は岡山市南区のみとなり、627世帯1146人が対象。

■27日午前7時 559ヘクタールが焼失 小学校の修了式が中止に

延焼の範囲がおよそ559ヘクタールに拡大した。岡山市と玉野市で合わせて2133人を対象に避難指示が出されていて、指示エリアにある小学校は延期していた修了式を中止にすることを決めた。

■26日午後2時 546ヘクタールが焼失

岡山市で発生した山火事は、延焼の範囲がおよそ546ヘクタールに拡大した。

■26日午前11時 423ヘクタールが焼失

岡山市によると、延焼が続き、26日午前7時の時点でおよそ423ヘクタールが焼失した。岡山県によると、記録が残る1965年以降最大規模。

■26日午前6時 再び避難指示

岡山市の山火事は延焼範囲が拡大している。夜になって周辺の住民に再び、避難指示が出された。対象は、岡山市南区の627世帯1146人、玉野市の464世帯987人。

■25日午前11時 焼失面積300ヘクタールに拡大

24日に避難指示が解除された岡山市では、25日朝も複数箇所で山から白い煙が上がっているのが確認され、消火活動が続いている。山火事による焼損面積は300ヘクタールに拡大した。

■25日午前6時 鎮火のめど立たず

鎮火のめどはたっていないものの、「住宅などへの延焼の危険が低くなった」として、403世帯893人に出されていた避難指示が24日に解除された。

■24日午後5時半 避難指示を解除

岡山市は午後5時30分に周辺地域の避難指示を解除した。

■24日午前10時 250ヘクタールに延焼 自衛隊ヘリコプターも消火に

岡山市で発生した山林火災では南区と玉野市の一部で合わせておよそ250ヘクタールを焼き、住宅など6棟に延焼した。けが人は確認されていない。市は403世帯893人に避難指示を出していて、24日朝からは自衛隊のヘリコプターも消火にあたっている。

■24日午前6時 住宅など5棟に延焼 鎮火のめど立たず

これまでにおよそ111ヘクタールを焼き、住宅など5棟に延焼しているという。
この火事で岡山市は南区飽浦の一部と宮浦の全域、403世帯893人に避難指示を発令。消防車20台以上、消防隊員70人以上が出動するなど夜を徹して消火にあたったが、鎮火のめどは立っていない。

■23日午後9時 岡山市南区飽浦などに避難指示

23日午後3時すぎ、岡山市南区飽浦の住民から「山が燃えています」と119番通報があった。岡山市などによると消防車20台以上、消防隊員70人以上が出動し、消火活動にあたっているが鎮圧のめどは立っていない。岡山市は、この山火事で南区の飽浦の一部と宮浦の全域に避難指示を発令した。

岡山市南区飽浦 (23日午後6時ごろ)
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■23日午後3時ごろ 岡山市と玉野市にまたがる金甲山で火災が発生

消防によると、岡山市側で燃え広がっていて、ポンプ車など少なくとも15台で消火活動を続けているが、鎮火のめどは立っていない。この山火事によるけが人は現在のところ確認されていない。岡山市では23日の最小湿度が25%で、空気が乾いた状態だった。

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