【UEFA女子チャンピオンズリーグ】リヨン4-1バイエルン(日本時間3月27日/グルパマ・スタジアム)
ヨーロッパ最高峰の舞台に臨んだMF谷川萌々子が、1タッチで局面を変えた。
谷川は日本時間3月27日、UEFA女子チャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグに先発出場。スコアレスで迎えた33分、その攻撃センスを発揮した。
敵陣左サイドでDFキャロライン・サイモンが相手ボールをカットすると、近くにいたFWヨバナ・ダムンヤノビッチが回収。MFクララ・ビュールがゴールラインに背中を向けた状態でパスを引き出すと、一度谷川へ預け、前を向いて走り出す。
この動作を見逃さなかった19歳のなでしこは、1タッチでリターン。近くには4人の相手ディフェンダーが構えていたが、フリーで抜け出したクララ・ビュールはそのままドリブルでボックス内へと進入。左足を振り抜いてファーのゴールネットを揺らした。
たった一本のパスでゴールを生み出した谷川のプレーに、ファンがSNSで反応。「ナイスアシスト」「さぁバイエルン先制!面白くなってきた」「このワン・ツーで4人のディフェンスをかわす!」「谷川萌々子、女子CLでアシストきたー!」と大いに盛り上がっていた。
1stレグでは2点差をつけられていたバイエルンは、この先制点で逆転を目指したかったが1-0で迎えた後半にまさかの4失点。2戦合計1-6で敗れ、谷川自身も89分に左足を痛めてピッチを後に。アシストこそついたものの、スッキリしない結末となった。
(ABEMA de DAZN/UEFA女子チャンピオンズリーグ)