【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 2-1 横浜FC(3月29日/豊田スタジアム)
どこに当たった……?名古屋のFWマテウス・カストロが蹴り込んだFKが相手に当たると、判定はハンドでPKに。このジャッジに対してファンの意見が真っ二つに分かれた。
注目のシーンは、名古屋グランパスが第7節で横浜FCと対戦した53分のことだ。
名古屋は、ゴール正面20mの位置からのFKで、キッカーを務めたのがマテウスだった。10番を背負うレフティは左足一閃。ゴール左上を狙うキックを蹴り込んだ。しかし、これは横浜FCで壁に立ったFW櫻川ソロモンに当たってラインを割ってしまった。
直後、マテウスは審判に向かって腕を示しながら猛アピール。櫻川ソロモンがハンドではないかと主張したのだ。すると主審も笛を吹いて、肘に当たったとしてPKを宣言した。
肘か肩か判断しにくいシーンに解説・永井雄一郎氏は「肘よりはもう少し肩に近いところに見えましたけどね」と見解を述べ、さらに別の角度から確認すると「右手を、顔をカバーするような形の動きの中で、その腕がボールに当たってしまいました」と伝えた。
実際に、肘に当たったとされるボールは、角度によっては肩に当たったようにも見えるため、このシーンにはファンのリアクションもさまざま。SNSなどでは「これはPKだわ」「ラッキー」「肩ではないな」とPKだとする声がある一方で、「うーん。。」「これはきつい」「肩だ」「これはちょっと可哀想かな。。」とPKではないと主張する声もあがり、意見が真っ二つに分かれていた。
結果的に、PKの判定は変わらず、名古屋のMF稲垣祥が落ち着いて決めて2-0とリードを広げることに。名古屋が2-1で逃げ切り、リーグ戦7試合目で初勝利を手にした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)