30日、横浜高校の優勝で幕を閉じたセンバツ高校野球。OBの松坂大輔さんも遠く離れたアメリカから後輩たちをしっかり見守っていました。
■「歴史と伝統をつないでいきたい」
優勝から一夜。31日午後3時半頃、多くの生徒が迎えるなか学校に凱旋した横浜高校の選手たち。
横浜 阿部葉太主将(3年)
「優勝という結果を残すことができて、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。夏へ向けてもう一度チームを作っていきたいと思っているので、これからも熱いご声援よろしくお願いします」
30日の決勝戦では11対4で智弁和歌山を破り、19年ぶりとなるセンバツ優勝を成し遂げました。その後輩たちの試合が気になって仕方がなかったのが、松坂さん。移動中も常に試合をチェックしていたんです。
松坂さん
「うれしいね。横浜高校の皆さん、おめでとうございます。優勝候補の1番手にあげられて、勝ち上がって当然って見られるのはプレッシャーがあると思うんですよね。その中で結果を出せたチームって本当に強い。春夏連覇に向けて、また一つ一つ勝ちを積み重ねていってほしいなと思います」
松坂さんの6学年後輩の村田浩明監督(38)はこのように話しました。
村田監督
「松坂さんのような素晴らしい選手を育てて、またそれが次世代の子どもたちにつながって、横浜高校の歴史と伝統をつないでいきたい」
横浜高校は、松坂さんたちが成し遂げた1998年以来となる、春夏連覇へ向けた挑戦が始まります。
(「報道ステーション」2025年3月31日放送分より)
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