第1話「ごきげんよう▽/そんなギターやめちまえ!!!」
【あらすじ】
親の再婚で庶民から急遽お嬢様となった鈴ノ宮りりさは、彼女が通う「桜心女学園高等部」で優秀な生徒に贈られる「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」という称号を獲得するため、必死にお嬢様を演じ続けていた。そんなある日、学園を代表するお嬢様である黒鉄音羽と出会い、さらに音羽が音楽室でドラムを叩いているところを目撃する―――
鈴ノ宮りりさ役・関根明良コメント
りりさの芯の強さは本当にすごいなと感じます。元・ロック少女が、学園一のお嬢様の称号「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」を目指す。目標に向かっての努力する姿には尊敬しますし、大好きなロックとノーブルメイデンを2つとも諦めない!手に入れてやる!という気概が本当に強いですよね。
あと煽りに弱く、チョロいところはとっても可愛いポイントですね!
黒鉄音羽役・島袋美由利
音羽さんは周りから憧れの目を向けられることが多く、幼いころから社交の場に出ても恥ずかしくないような教育をされてきたと思うのですが、それゆえに、ロックをしていないときの自分に対するコーティングが厚い子だな、と感じました。
「型」としてコミュニケーションを行なっていると思いましたので、アフレコ時も指先まで意識したり、背筋を伸ばしたり、余裕を持ってマイクの前に立ったりして。彼女の優雅さを立ち居振る舞いで表現したくなるくらい、気品にあふれている子です。
また自由奔放で、今ある幸せを享受していると言いますか。自分の幸せのために相手の人生を引きずり込むほど、ロックや快楽を大事にしているな、と。先ほど関根さんが「負けたくない」とおっしゃっていましたが、りりさがむき出しで来てくれる分、音羽もむき出しでいられたし、「こっちも負けたくない!」と思いましたし。ようやく音楽を対等に楽しめる相手を見つけられて「すごく楽しそうだな」と、しみじみ思っています。
※「ごきげんよう▽」の「▽」はヌキのハートマーク
(C)福田宏・白泉社/「ロックは淑女の嗜みでして」製作委員会
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