【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)
“なでしこジャパン不動の司令塔”がさすがのテクニックを発揮した。MF長谷川唯が対峙した相手DFが思わず尻もちをついてしまうボディフェイントで翻弄すると、ボックス内のMF籾木結花に楔のパスを供給。PK獲得シーンをお膳立てした。
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は4月6日、国際親善試合でコロンビア代表と対戦。ニルス・ニールセン監督就任後では初となる国内試合で、長谷川が技術の高さを見せつけた。
スコアレスで迎えた29分、左サイドのタッチライン際に張ってボールを引き出した背番号14は、ワントラップから縦にドリブルすると見せかけてからのカットインでコロンビアのDFカロリーナ・アリアスを翻弄。相手が思わず尻もちをついてしまうボディフェイントで中央に持ち出して、ペナルティーエリア内に走り込んだ籾木に丁寧な縦パスを出した。
この長谷川の大外から中央へのカットインとパスが起点となり、ボールを受けた籾木がボックス内で倒されてPKを獲得。この一連のプレーはABEMAの視聴者やSNSで大きな話題となり、ファンからは「長谷川唯がことごとく早いタイミングで急所を突くパスをペナ内にズバっと入れてくるからコロンビアが我慢仕切れずファウル」「長谷川唯、さらっと上手かったなー」「長谷川唯さん、ほんと別格に上手いな」「長谷川唯さんのプレー生で初めて観たけど、凄かった。ボールの受け方、捌き方、パスセンス。ちょっと異次元w」「唯さんは別格だった」など、称賛の声が多数寄せられた。
なお、籾木のPKは相手GKに止められてしまい先制できず、直後の35分に先制を許してしまう。それでも試合終了間際に訪れた2度目のPKのチャンスをDF高橋はなが豪快に決め、なでしこジャパンは1ー1の引き分けに持ち込んだ。
68分までプレーした長谷川は試合後、「前半はボールを持つ時間が長くなんとか先制点を奪いたかったが停滞してしまい、後半も相手の裏を取る動きが少なかった」と反省を口にした。
(ABEMA/なでしこジャパン)




