【ラ・リーガ】ラス・パルマス 1-3 ソシエダ(日本時間4月6日/グラン・カナリア)
ソシエダの日本代表MF久保建英が、まるで三笘薫のような鋭い縦突破を披露した。ワンツーからサイドを抜け出すと、密集を打開するためにボールを蹴り出した。そこで見せた久保の"爆速ランニング"にファンたちが驚愕している。
久保はリーグ戦3試合ぶりのベンチスタートとなると、2ー1とリードして迎えた63分にMFアンデル・バレネチェアとの交代でピッチに立った。
注目のシーンは78分だった。右サイドでボールを受けた久保は、近くにポジションをとっていたMFジョン・アンデル・オラサガスティとワンツーする形で、サイドを攻略しにかかる。するとラス・パルマスはMFハビ・ムニョス、DFミカ・マルモル、MFホセ・カンパーニャの3人による包囲網を形成。久保の縦、横、後方に蓋をした。
すると久保は右足でボールを縦に蹴り出して、縦方向を消していたマルモルを一瞬で抜き去る。快足を飛ばしておよそ30メートルほど前進すると、DFスコット・マッケンナがカバーに入ったところで、中央でフリーとなっていたMFパブロ・マリンへパス。そこからボックス左のFWオーリ・オスカルソンがフィニッシュに持ち込んだ。一連のプレーはゴールにはならなかったが、久保の技術とスピードで局面を打開したシーンだった。
解説の田中隼磨氏は「速かったですね。しっかりと右サイドから左サイドの数的優位のところ。見えてますね。久保もマリンも素晴らしいパスでした」とこのプレーを称えた。
またファンたちはSNS上で「めちゃ速い」「1人でぶち抜いた」「三笘みたいな突破してるw」「タケは足遅くない」「タケいいプレーだな」「久保がスピード勝負するの意外だな」「局面を打開できるちからがえぐい」と久保のプレーに驚きの声を上げている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)