【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)
なでしこジャパンの“新星”が持ち味を発揮した。前半途中から出場したMF松窪真心が、タッチライン際の狭いスペースで華麗に反転してドリブルで突破。相手もファウルでしか止められないようなキレキレのプレーが注目を集めた。
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は4月6日、国際親善試合でコロンビア女子代表と対戦。43分にFW田中美南が負傷し、緊急出場となった20歳の新星・松窪が鋭いターンで敵を翻弄した。
0-1と追いかける展開で迎えた73分、松窪が左サイドのタッチライン際でボールを受ける。すると、外側にほとんどスペースがない中で、MFロレーナ・ベドヤを背負った状況から左足のインサイドを使って華麗に反転して縦に持ち出したのだ。
この強気なドリブル突破に対しては、カバーに入ったコロンビアのDFカロリーナ・アリアスもたまらずファウルで阻止。イエローカードを誘発している。
ABEMAの中継で解説を務めた丸山桂里奈氏も「なかなか20歳ではできないです。考えてみたら私も19歳の時に代表に選ばれましたけど、19、20歳でなかなか自分のプレーができなかったので、思い切りできるのがすごい」と、そのプレーを称賛した。
この突破はファンの間でも話題を集め、ABEMAのコメント欄やSNSでは「うまっ」「ライン際の松窪めっちゃうまいな」「松窪がえぐい」「松窪キレッキレやな」「一瞬の輝き」「三笘みたい」などの反応が出ていた。
松窪は試合終了間際にシュートから相手のハンドを誘ってPKを獲得。これを得点に結びつけて、なでしこジャパンは1-1の引き分けに終わった。ノースカロライナ・カレッジ(米プロクラブ)に所属する20歳は試合後、「悔しいです。(チャンスは多くあったので)決め切らないといけなかった」と課題を口にしたが、インパクトを残したのは間違いない。
(ABEMA/なでしこジャパン)




