【UEFAチャンピオンズリーグ】アーセナル 3－0 レアル・マドリード（日本時間4月9日／エミレーツ・スタジアム）
驚愕のFKゴールだ。アーセナルのMFデクラン・ライスが叩き込んだ一撃が話題となっている。
アーセナルは日本時間4月9日、チャンピオンズリーグ（CL）準々決勝1stレグでレアル・マドリードと対戦。緊迫した試合はスコアレスで進行したが、58分にライスが“黄金の右足”で均衡を破った。
アーセナルはFWブカヨ・サカのカットインから直接FKを獲得。ゴールまで約25m、左利きのサカもセットする中、ライスが右足を一閃する。強烈な回転がかかった高速ボールは壁の外側を抜け、ゴールポストのギリギリを通ってネットが揺れる。この試合で再三のビッグセーブを見せていたマドリードのGKティボー・クルトワも必死に横っ飛びしたが届かず、決められた後は唖然とした表情を見せていた。
この規格外のFKゴラッソには、サッカーファンたちもまさに驚愕。ABEMAのコメント欄やSNSは、「神すぎるーー」「クルトワ攻略したぁぁぁぁぁ」「えぐーい」「これは無理」「いや曲がりすぎ」「ライスのFKなんだありゃ」「久しぶりにぶっ飛んだフリーキック見た気がする」「曲がり方がすごすぎるわ」「ジョバーコーチ指示してるけど指示通り蹴れるライスはバケモノ」「すごい曲がったなｗ」「ブーメランスネイクやん」「キャリア初のFKゴールとは思えないんだけど笑」など大盛り上がりとなった。
また、「ライスのフリーキック完全にメッシの右バージョンやん」「ライスもうベッカムやん」「ロベカルかい」「綺麗な弧を描いた完璧なFKが決まった直後に観客席のロベカルを抜くカメラGJ」など錚々たるレジェンドと比較する声も上がった、
右足のキック精度に定評があり、2023年夏に加入したアーセナルでもセットプレーのキッカーを担当するライスだが、意外にも直接FKでのゴールはプロキャリア初だった。しかもその12分後の70分には、なんと今後は逆サイドの角度から再び直接FKを叩き込む。データサイトサイト『OPTA』によれば、CL決勝トーナメントで直接FKゴールを1試合で二回決めた、史上初の選手だという。
なお、アーセナルは75分にもMFミケル・メリーノが3点目を挙げて、3－0でレアル・マドリードに快勝。大きなアドバンテージを得た状態で、4月17日の2ndレグを戦うことになる。
（ABEMA／WOWSPO／UEFAチャンピオンズリーグ）
