【UEFAチャンピオンズリーグ】バイエルン 1-2 インテル(日本時間4月9日/アリアンツ・アレーナ)
まるでキャプテン翼の大空翼と岬太郎のような阿吽の呼吸でゴールを陥れた。インテルに所属するFWラウタロ・マルティネスとFWマルクス・テュラムによる“オシャテク”2連発のゴラッソに、海外ファンが熱狂している。
インテルは日本時間4月9日、チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでバイエルンと対戦。ゴールレスで迎えた38分、インテルの2トップが驚愕テクニック連発で先制点を奪った。
GKヤン・ゾマーのロングボールからインテルの攻撃がスタートすると、ピッチ中央でテュラム、ラウタロと繋いで左サイドに展開。DFアレッサンドロ・バストーニを経由してボールを受けたMFカルロス・アウグストは、ダイレクトで中央にアーリークロスを入れた。
ボックス内に走り込んだテュラムは、間接視野でラウタロの場所を確認。バイエルンのDFキム・ミンジェの前に出ると、左から入ってきたクロスボールをジャンプしながら右足インサイドでなんと後方に落とす。すると、ドンピシャのタイミングでそこに走り込んだラウタロが、ダイレクトで右足のアウトサイドシュートを放ち、ボールは右のゴールネットに突き刺さった。ジャンプ・バックパス&アウトサイドシュートというオシャレなテクニック2連発には、スタジアムも騒然となった。
解説の戸田和幸氏は、「テュラムは偶然じゃなくて、ラウタロが絶対きているという感覚があって落としてるんですよね。2トップの関係性はまさにここで現われてますから、まさに“インテル”のゴールですね」と、常に連携を意識して動く2トップを称賛した。
このシーンについては海外ファンもSNS上で、「クレイジーな連携」「ラウタロの技術はイカれてる」「本物のゴラッソ」「完璧に崩した」「テュラムのアシストがえぐい」「アウトタッチがセクシーすぎる」「まさにワールドクラスの攻撃」「過去10年で最高レベルのゴラッソ」「世界最強の2トップ」など、“オシャテク”2連発のゴラッソに大興奮のコメントが集まった。
試合は85分にMFトーマス・ミュラーがゴールを決めてバイエルンが同点に追いつくも、直後の88分にMFダビデ・フラッテージが値千金の勝ち越し弾を奪ったインテルがアウェーで勝利。ベスト4進出をかけた運命の2ndレグは日本時間4月17日、インテルの本拠地ジュゼッペ・メアッツァで行われる。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

