【UEFAチャンピオンズリーグ】バルセロナ4-0ドルトムント(日本時間4月10日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
バルセロナの至宝が輝きを強く放った。17歳のFWラミン・ヤマルが魅せたフィニッシュワークに解説の風間八宏氏やファンが唸っている。
バルセロナは日本時間4月10日、チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでドルトムントと対戦。3-0で迎えた77分に、ヤマルが技ありのシュートを決めた。
バルセロナのカウンターの場面で、FWハフィーニャが左サイドを突破。前がかりになり、手薄になっていたドルトムントのディフェンスはDFラミ・ベンセバイニのみ。するとハフィーニャのラストバスは、GKグレゴール・コベルも届かないコースを通過してゴール前へ走るヤマルの足元へ。左足アウトサイドでコントロールした次の瞬間、左のつま先で相手GKが反応できないゴール左下へとシュートを決めた。
特筆すべきは、シュートをゴロで打たなかったこと。スライディングで下のシュートコースを消しに来ていたベンセバイニを見逃さなかったヤマルは、それを嘲笑うかのようにボールを少し浮かせてゴールへと流し込み、4-0とした。
試合の解説を務めていた風間八宏氏は「最初のタッチで次になにをするか決まっていますよね」と最初のアウトサイドでのコントロールに言及し「GKの動けないタイミングでどこに蹴るかも決まっています。そのタイミングで蹴っていますから」と止めてからシュートを打つまでの動作を称賛していた。
このフィニッシュにファンはSNSで「ヤマル、ちょっと浮かしてんのエグい。。。」「ヤマルのシュートブロックされるかと思ったけどめちゃくちゃ上手くゴールしてマジでできないことないのかよ、と」「なんかいつぞやのワールドカップでもあのタイミングが全く読めないキーパー泣かせのトーキックシュートあったな」「新たな神の子ヤマル」「ヤマルって高校選手権に出てる年齢なんだよね…」と驚きを隠せずにいた。
試合は4-0のまま終了。ホームのバルセロナが1stレグの時点で、ベスト4進出へ向けて大きな弾みをつけた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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