ただ殺害して遺棄するのではなく、彩葉が真人と同じように恐喝している小山田のコンドームをゴミ箱からわざわざ採取し、犯罪の証拠を捏造する手際の良さは怖すぎる。彩葉と肉体関係を持ったのも、彩葉を油断させて隠れ家に連れてくるための策だったとしたら、脅された瞬間から真人は彩葉殺害計画を組み立てていたことになる。そもそも殺害タイミングで地震が発生したことに「君が揺らしているのかい?」と奇妙なジョークを放って高笑いする神経が異常だ。
この抜かりない真人の狡猾な手口に警察も騙され、小山田は彩葉の殺害容疑で逮捕される。しかし真人に疑惑の目を向ける人物がいた。隣の部屋に引っ越してきた隣人・石黒だ。彼はなんと週刊誌の記者。女性記者殺人事件の犯人を追う中で真人に辿り着いたのだった。一方、真人は妻・澪に多額の生命保険をかける。怖すぎる殺人鬼・真人の目的とは!?
義父と母の痴態を見せつけられ、腕には根性焼き…成宮寛貴演じる“殺人鬼夫”の壮絶な幼少期が明らかに
