さらに「受験うつの外来がすでに出来ている」と明かし「名門の学校に入っても行けなくなってしまう。入っても不登校になったり、また競争があって潰されてしまったり。そうすると結局、中退者向けの塾やフリースクールがあったりするわけですよ」と受験後に待ち受ける様々な問題を提起。そして「それだけ子どもたちは心が傷ついているわけです」と話し、逃げ場のない子どもたちが壊れることを恐れ家出してしまい、売春に走ったり、トー横キッズになったりするケースもあると語った。
それを聞いた近藤は「勉強も自分のためにやっている子と、お母さんの笑顔のためにやっている子と、多分別れてると思うんですよね」とコメント。自ら目標を見つけて頑張れる一部の子どもを除いて、中学受験を経験する多くの子どもは“お母さんのため期待に応えたい”と頑張りすぎてしまうという現状に胸を痛めた。
