【リーグアン】モナコ 3-0 マルセイユ(日本時間4月13日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコの日本代表MF南野拓実が浮き球をエレガントにコントロール。技術の高さを見せつけた。
注目のシーンは、モナコがリーグアン第29節でマルセイユと対戦した28分のことだ。ゴールレスの中、日本代表MFが圧巻のテクニックを披露する。
左サイドに陣取った南野は、DFティロ・ケーラーのクリアボールに鋭く反応した。ボールは空高く上がり、タッチライン沿いに急降下する軌道を描く。背番号18は顔を上げて走りながら自身の背中側から飛んでくるボールを目で確認し、落下地点に入るとステップを小刻みに踏む。そして、ボールが落下するタイミングと合わせ、右足の甲で柔らかくタッチ。ボールの勢いは完全になくなり、“ビタ止め”とも言えるパーフェクトなファーストタッチを成功させた。
難易度の高いプレーを完璧にこなした南野はすぐさま内側にパスを出して、寄せてくるマルセイユのMFヴァランタン・ロンジェのプレスをかわし、攻撃につなげた。
ファンもSNSで「このビタ止めヤバいって」「浮き玉トラップしたのうまかった」「ナイストラップ」「後ろからのトラップうまかったな」「トラップやば!」と興奮した様子をみせた。
類稀なる技術を発揮した南野は、34分にボックス内の混戦から右足での正確なシュートでネットを揺らして先制点をゲット。今季リーグ5点目となる一撃を決めて、3ー0の勝利に大きく貢献した。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





