17日、トランプ政権の関税政策をめぐる初めての日米協議が行われ、“トランプ関税”交渉担当の赤沢経済再生担当大臣は「見直しを強く申し入れた」と強調した。突然のトランプ氏の登場に、総理官邸には一時緊張も走ったが、報告を聞いた政権幹部からは「所期の目的は達成できた」と安堵の声も聞かれた。
【映像】トランプ氏「大きな進展だ!」会談後の実際のSNS投稿文
予定にはなかったトランプ大統領の出席や、在日米軍の駐留経費の増額要求など“想定外の会談”となった日米協議。トランプ氏のような“予測不能な政治家”について、AIエンジニアでSF作家の安野貴博氏は以下のように分析する。
「まさにAIが最も苦手とするところ。トランプさん個人というのがどうお考えでどういうふうな動きをするのかというのは、AIだろうと人間だろうとかなり予測不能だろう。しかもトランプさんは人間同士のタフな交渉がすごくお好みだと思うし、そういった場面では、AIというよりかは、石破総理なりそういった方が1対1でガツっと話すのが一番効果的だ」
一方で、トランプ氏のような政治家に対し、AIが果たせる役割もあると説明する。
「(AIは)サポート役としては非常に重宝できると思っている。どういう動きをしてくるかわからないが、Aプラン~Zプランまで『こう来たらこう答えるといいんじゃないか』と事前に案を作っておくなどはできるのではないか」
(『ABEMAヒルズ』より)
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