【ブンデスリーガ】ハイデンハイム0-4バイエルン(日本時間4月19日/フォイト・アレーナ)
瞬く間にゴールが決まった。バイエルンに所属するFWハリー・ケインがパスを受けるとすぐさま前を向き、ミドルシュートを突き刺した、わずか2秒の一撃にファンが大興奮している。
バイエルンはブンデスリーガ第30節でハイデンハイムのホームに乗り込み、4-0と完勝を収め王座奪還へ勝ち点3をさらに上積みした。
立ち上がりの12分に大量得点の口火を切ったのは、今季もゴールを量産中のストライカー、ケインだった。
ゴールに背を向けた状態のケインは、ペナルティアークの手前のスペースに顔を出すと、MFミカエル・オリズからクサビのパスを引き出す。パスを受けると、時計回りで前を向き、相手ディフェンダーのいないスペースへボールを持ち運ぶ。そして、ボックスの外から左足を一閃。低く狙い澄ましたミドルシュートは相手DFパトリック・マインカの股を抜け、ゴール右下へと突き刺さった。
パスを受けてからシュートを放つまでわずか2秒。バイエルンのエースが抜群の得点力を発揮した。解説の太田吉彰氏は「常にシュートを打てるポジショニングを取り、そこにボールを置けるということですね。能力の高さを発揮してくれたゴールだと思います」とフィニッシュに至るまでの流れを絶賛した。
また、SNSやABEMAのコメント欄では「シュートうますぎる」「綺麗にきまったー」「こんなあっさり」「逆足」「ハリケーンきた」「サクっと入ったなぁ」「あんな所で自由にさせたら終わり」と一瞬のシュートテクニックに大興奮の様子。リーグ優勝へ弾みをつける一撃に「ついにハリー・ケインがトロフィーを獲得する」「ケインはワールドクラス」と、個人では数々の勲章を手にしながらチームタイトルとは無縁の“無冠の帝王”ケインに対する期待と称賛の声が溢れた。
昨シーズン、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーから移籍したケインは、この試合でブンデスリーガ通算60試合目の出場を果たし60得点目をマーク。1試合に1点のペースでゴールを量産し、悲願のリーグタイトル獲得へと邁進している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

