【ラ・リーガ】ビジャレアル 2-2 ソシエダ(日本時間4月20日/エル・マドリガル)
ソシエダのMF久保建英が、かつてのライバルであるビジャレアルのMFジェレミー・ピノと再会。しかし、日本代表MFの仕掛けに対して、スペイン代表MFが激しいスライディングタックルをかましてスタジアムがザワついた。
ラ・リーガ32節でソシエダはアウェーでビジャレアルと対戦。久保にとっては古巣との試合で、かつてポジション争いを繰り広げたライバルと激しく交錯した。
1ー1で迎えた41分、ソシエダが敵陣でセットプレーのチャンスを得ると、キッカーのMFベニャト・トゥリエンテスは右のワイドに張った久保へと展開。ピノとの1対1を迎えると、日本代表MFはゆったりとしたモーションから一気に急加速して縦突破を図った。
これに対して22歳のスペイン代表MFは、すかさず足を出す。しかし、タイミングが合わず、ボールではなく久保の足に激しくアタックしてしまいファウル判定に。スタジアムが騒然とする中で主審はピノにイエローカードを提示した。
久保が苦悶の表情を浮かべたこともあり、このシーンはファンの間でも話題に。SNSでは「タケと仲良しなピノじゃなかったらキレちまうところだったよ…」「おいピノ!いまのタケちゃんへのタックルはいかん!」「ピノは昔から結構こういうタックルするタイプですね悪気なく」「ピノがタケ削った」などの声が出ていた。
久保は2020年夏にレンタル移籍でビジャレアルへ。ただ、サミュエル・チュクウェゼ(現ミラン)、ジェラール・モレノ、さらに同シーズンにトップデビューしたピノらの存在により出場機会を得られず、わずか半年でチームを退団していた。
なお、試合はピノが1ゴール・1アシストを記録し、ビジャレアルの全2ゴールに絡む活躍を披露。一方のソシエダはFWミケル・オヤルサバルが2ゴールを決めて、2ー2のドロー決着となった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





