劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」には多数のモビルスーツが登場する。中でもガンダム風の派手なカラーリングが特徴の「ホビー・ハイザック」は、その愛らしいデザインがコレクター魂をくすぐる存在だった。
ホビー・ハイザックは、地球連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス社が共同開発した汎用量産型モビルスーツ「ハイザック」が用途廃止後に民間へ払い下げられた機体だ。スポーツや個人の趣味用としても利用されていた。
シャア・アズナブル(CV:池田秀一)はクェス・パラヤの父で連邦政府高官のアデナウアー・パラヤと極秘会談を行うために、ロンデニオンを訪れていた。この会談では、ネオ・ジオンへの小惑星アクシズ譲渡と引き換えに停戦合意を結ぶという取引が行われていた。
その頃アムロ・レイ(CV:古谷徹)は、クェスとハサウェイ・ノアを連れて、自然豊かなコロニーの中を車で走らせていた。そこで偶然にも、会談を終えて馬を駆るシャアと鉢合わてしまう。「なんでここにいるんだ」と追いかけるアムロに対し、シャアは「私はお前と違ってパイロットだけをやっているわけにはいかん」と言いながら逃げ出した。
アムロは追いつくと取っ組み合いになり、シャアを投げ飛ばして銃を構えようとした。しかし、シャアの言葉に共感したクェスがアムロから銃を奪い、シャアと共に走り出してしまう。このシャアのピンチに駆けつけたのが、ギュネイ・ガス(CV:山寺宏一)が搭乗したホビー・ハイザックだった。
色鮮やかなハイザックに監視員も思わず日本語
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