
26日から始まったゴールデンウィーク。今年は間に平日を挟んだ“飛び石連休”となり、遠出を避ける動きもでてきている。そんななか、全国各地で広がりを見せているという「ラーケーション」とは?
【画像】愛知発の「ラーケーション」 少なくとも12の自治体が同様の制度を導入
■今年のGW 平日を挟んだ飛び石連休
30代
「あしたから、おばあちゃん家に大阪に行って万博に行こうかなと思います」
80代
「毎日がゴールデンウィーク!だから休みって気にしてない」
30代
「飛び石なので全然遠出とかは考えてなくて。実家に帰省して初節句のお祝いをしようかなと思っています」

今年のゴールデンウィークは最大11連休。しかし、間に平日を挟んだ飛び石連休となり、過ごし方も難しい様子。
■「ラーケーション」全国各地の学校で広がる

小学生の子どもを持つお父さん(40代)は、「(子どもが)学校があると休めないので、まとまった休みが取れないというので遠出はできない」という悩みが…。

そんななか今、全国各地の学校で広がりを見せているのが「ラーケーション」だ。
ラーケーションとは、「子どもの学び=ラーニング」と「保護者の休暇=バケーション」を組み合わせた造語。子どもが平日に保護者とともに、学校外で体験活動などを行う場合は「欠席」扱いにならず、休むことができるという制度だ。

2023年に愛知県で初めて導入され、番組で調べたところによると、同様の制度が少なくとも12の自治体に広がっている。

21日に公開されたアンケート調査では、旅行などで学校を休むことについて、保護者の8割が「賛成」と回答したという。
今、広がりをみせるラーケーションについて、先ほどのお父さんは?
小学生の子どもを持つ40代
「保育園の時は、親の都合で結構出かけたりしていたのですが、小学校に入ると、休みづらいなというところもあって。やっぱりラーケーションがあるとありがたいなと思います」
20代
「(自分が小学校の時)土曜日とかは親がお仕事だったので、一人でお家で待っていることが多かったので、こういうの(ラーケーション)があると結構いいなと思います」

大学院生
「学業も大切なんですけども、親御さんと一緒に地方で過ごす時間っていうのもすごく違った勉強になると思うので、すごく大切かなと思います」
一方で、こんな声も聞かれた。

70代
「私は学校休ませて(お出かけに)行かすのは好きじゃないですね。やっぱり昔の人間だから。子どもの休みの時に親が合わせて(お出かけに)行くとかしないと。やっぱり学業のほうが大事だから」
(「ワイド!スクランブル サタデー」2025年4月26日放送分より)
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