米ウクライナ首脳がバチカンで15分会談 ゼレンスキー氏「歴史的なものになる可能性がある」

　フランシスコ教皇の葬儀に参列したウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカのトランプ大統領と会談し、「歴史的なものになる可能性がある」と述べました。
　会談はバチカンのサンピエトロ大聖堂で26日葬儀の前に1対1で15分間行われました。
　ゼレンスキー氏は会談後、自身のSNSに「いい会談だった」と写真と共に投稿しました。さらに「成果を挙げることができれば、歴史的な会談になる可能性がある」と述べました。
　トランプ氏はロシアが都市部をミサイル攻撃していることに「正当な理由はない」としたうえで、プーチン氏についても「戦争を止める気がなく、私をうまくあしらっているだけではないか」と批判しました。また、ロシアへの金融制裁やロシアと取引する国や企業への「2次制裁」など、さらなる追加制裁の可能性を示唆しました。