【AFCチャンピオンズリーグ・エリート】横浜F・マリノス 1－4 アル・ナスル（日本時間4月27日／プリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアム）
サウジアラビアのアル・ナスルに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが、日本の横浜F・マリノスからゴールを強奪。軽々と弾丸シュートを決めて、世界基準を見せつけた。
アル・ナスルは日本時間4月27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート準々決勝で横浜FMに4－1で勝利。リヴァプールで欧州の頂点に立ったマネを筆頭に、ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウド、元クロアチア代表MFのマルセロ・ブロゾビッチ、コロンビア代表FWのジョン・デュランなど欧州トップレベルで活躍したタレントを擁するスター軍団が準決勝に進出した。
左サイドハーフで先発したマネは、持ち味のドリブルとスピードで脅威を与え続けると、31分に圧巻の決定力を見せつける。アル・ナスルが自陣ボックス手前でパスをカットすると、ボールはブロゾビッチ、C・ロナウド、MFオターヴィオを経由して、ボックス内左に走り込んだマネのもとへ。背番号10は左足でトラップし、すぐさま左足を一閃。コンパクトな振りのシュートには体重が乗っており、強烈なグラウンダーショットがニアをぶち抜いた。
解説・佐藤寿人氏は「マネのフィニッシュの選択、技術すべてがハイレベルですね。（横浜FMのDF）トーマス・デンが少しファーサイドのコースを切っていたと思いますけど、このスピード、コース。コントロールからシュートまで無駄がないですよね。（GKの）朴一圭からすると、ニアあるかなと準備していたと思いますけど、想像を超えるシュートスピードだと思いますから。一瞬でしたけど、間違いなく世界を感じましたよね」と脱帽している様子だった。
世界トップクラスのフィニッシュワークに、ファンもSNSで反応。「マネのシュートスピードやばすぎやろ」「クオリティ異次元すぎる」「これが世界か…」「あれをニアにぶちこんでくるのはさすがマネとしか」「マネのゴールはどうしようもない」「マネが一人でリヴァプールしてた」「こんなゴールを決められてしまうと世界との差を感じてしまいますね」「逆足でも容赦なくニアをぶち抜いてくるマネのフィニッシュ」「そこ通すかマネ！」「レベルの差がありすぎましたね」などと驚愕していた。
現在33歳のマネは、メス、レッドブル・ザルツブルク、サウサンプトンで台頭し、リヴァプールではUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグ、バイエルン・ミュンヘンではブンデスリーガで優勝を経験。当時は世界屈指の左ウイングとして名を馳せた。2023年にアル・ナスルに移っており、さすがのクオリティーをアジアNo.1を決める大会で見せつけた。
（ABEMA de DAZN／AFCチャンピオンズリーグ・エリート）
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