【リーグアン】モンペリエ 0-0 スタッド・ランス(日本時間4月28日/スタッド・ドゥ・ラ・モッソン)
スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗が、珍しく感情を露わにした。絶好の位置で獲得したFKを巡り、味方選手に対して見せたあからさまな不満に、ファンたちが心配している。
中村はリーグアン第31節のモンペリエ戦に左のウイングとして先発出場した。残留争い中のチームにとって、すでに降格が決まっているモンペリエからは勝ち点3が欲しいところ。しかし前半のうちに伊東純也を負傷で欠くと、攻め手を失い、ゴールレスで後半アディショナルタイムに突入した。
すると90+1分、ボックス手前やや左の位置でFKを獲得する。右利きにとっては狙いやすい角度のFKだけに、ボールをセットするのは中村。左利きのDFセルヒオ・アキエメもボールの位置にいたが、ここは中村が蹴ってくるだろうと予想された。
お互いに助走をとり、主審の笛が吹かれると、ボールを蹴ったのはアキエメだった。しかしシュートは壁に当たってしまい、先制のチャンスを逃してしまう。一方、中村は絶好のチャンスをアキエメに奪われてしまったからか、両手を広げて明らかに納得がいっていない様子で、解説の中山淳氏も「怒ってる、中村敬斗」と伝えた。実況の小松正英氏が「(どっちが蹴るか)話し合いができていたんですかね?」と話をふると、中山氏は「日本人じゃないのでみんな俺が、俺がっていうのはありますね」とアキエメのエゴだったとの見解を示している。
その話の最中、中継映像ではコーナーキックを蹴りにいく中村の様子が映し出される。手前に転がっていたボールに対して、怒りをぶつけるようにサイネージに強く蹴りつけるなど相当な苛立ちを見せると、中山氏は「あっ怒ってる。でもいいですねこういう剥き出しなのは」と中村を擁護した。
珍しい中村の怒りにSNSのファンたちも反応。「敬斗プンプン」「敬斗、怒」「敬斗くん、おい〜みたいな感じになってたから、蹴りたかったんだよね。」「敬斗めっちゃ怒ってる」「敬斗くんキレてるやん」「なぜ敬斗くんに蹴らせない!」「敬斗のコーナー珍しいのにバチくそキレてるからおもろすぎてダメだったwww敬斗だよねぇいまのはwww」といった反応が多く見られた。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





