「梅毒」感染者増加…どんな症状?専門医「最初は陰部に傷やしこり、数週間経つと手や体に発疹が出てくる」検査のハードルを下げるには ABEMA Prime 2025/04/28 16:35 拡大する 近年、ある感染症が激増し、深刻な問題になっている。それは「梅毒」。厚生労働省などによると、5年ほど前から急増し、2022年から3年連続で報告数が1万件を超えている。年代別では、20代前半の女性の感染報告が突出している。 感染経路は、おもに異性との性的接触。症状は、性器周辺などのしこりや全身に広がる発疹など。治療せずに放置していると、脳や心臓、血管など様々な臓器に障害を起こすことがある。 先日行われた性感染症に関するシンポジウムでは、現役の医師が、梅毒陽性患者からのアンケートをもとにした、感染の傾向を報告。KARADA内科クリニック院長の佐藤昭裕医師は、誰でも感染の可能性はあると強調した。その上で、こまめな検査を推奨。国や自治体に対しても、保健所の人員不足や検査体制の脆弱さを指摘し、改善を求めた。 続きを読む