【明治安田J1リーグ】柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟(4月26日/三協フロンテア柏スタジアム)
アルビレックス新潟に所属するFW小見洋太のPKに注目が集まっている。ゆっくりと時間をかけた小刻みな助走から、相手GKの逆を突く見事なキックを披露。ファンを熱狂させた。
新潟はJリーグ第12節で柏レイソルと対戦。開始早々の13分にPKを獲得すると、キッカーを務めた小見が個性的なキックを見せた。
小見はペナルティースポットからペナルティーアークまで直線上に離れて長めの助走を取ると3歩左へ。そこから小刻みなステップを踏みながらゆっくりとボールへ近づいていく。ボール目前まで近づくとさらに細かくリズムを刻む。緩急をつけて右足を振り抜き、昨シーズンまで同僚だった相手GK小島亨介の逆を突いてゴール右上にシュートを決めた。
“小見劇場”と言っても過言ではない圧巻のPKには解説を務めた南雄太氏も、「完璧に逆を取れましたし、本当によく最後まで見ていますよね。なかなか勇気がいると思うんですけど、すごいですね」と称賛の言葉を送った。
同シーンについては、サッカーファンたちも注目。SNS上では「うっま」「これは上手い」「ステップなにこれ笑」「チコチコしててかわいい」「めっちゃ良いコース」「上手いけどそのステップは意味あるのか?笑」「小見のPKは唯一無二だと思う」「PKの蹴り方ツボる」「よくこれで蹴れるな笑」「前日の練習で2回連続外してる人が蹴るコースじゃない笑。しかも4年間一緒に練習していて癖を知られてるやりづらさもある中だからね」など様々なリアクションが集まった。
Jリーグ公式サイトによれば試合後、小見は「(PKは)終わってみると楽しかったです。蹴る前は緊張で崩れ落ちそうでした」と、動きとは裏腹に実はかなりプレッシャーがかかっていたことを告白。そのうえで、昨年までチームメイトだった先輩GK・小島との対戦については、「本当に尊敬しているGKの1人なので、その選手からPKという形ではありましたけど、ゴールを奪えたというのは嬉しいです。自信に繋げていきたいと思います」と語った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





