【UEFAチャンピオンズリーグ】バルセロナ 3-3 インテル(日本時間5月1日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
UEFAチャンピオンズリーグのバルセロナvsインテルで起こった、ゴール取り消しシーンが大きな話題となっている。VARが介入し、オフサイドとなった場面。ラインから飛び出していたのはほんの少しのつま先だけだった。
UEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでバルセロナとインテルと対戦。序盤からスーパーゴールの応酬となった一戦は3ー3のドローに終わっている。そんな神試合のなかで話題になったのが、3ー3の同点で迎えた75分だった。
ハイラインを敷くバルセロナのディフェンスに対して、インテルは右サイドから素早く攻め込む。するとデンゼル・ダンフリースが入れた低弾道の鋭いクロスが、DFラインとGKの間を抜けてファーサイドへ。これをヘンリク・ムヒタリアンが押し込んで、インテルが勝ち越しに成功したかと思われた。
しかしすぐに副審のフラッグが上がりオフサイドに。インテルの選手たちは納得いかずに、手を振りながら「違う」とアピールした。当然、すぐにVARチェックが入る。
解説の野口幸司氏は「まず一つ考えらるのはここ」とダンフリースがボールを受けた位置を指摘。「ただ、そこまでオフサイドには見えない」というと、 実況の西岡明彦氏は「あるとすればここのラストパス?」とダンフリースがクロスを入れた際のムヒタリアンの位置を指摘した。最終的にはオフサイドが認められ、インテルの勝ち越しゴールは取り消しとなった。
ただ、中継映像だけでは判断がつかないほど微妙なシーンだったため、ファンたちはABEMAのコメント欄やSNS上で「え?オフサイド?」「いやぁ綺麗な崩しだったけどオフサイドか」「オフサイドないよ」「オフサイドなんかw」「このオフサイドはラッキーすぎる」「ほんまにオフサイドか?」「どこが、誰がオフサイドだったんだ結局」とコメントするなど納得がいっていないようだ。
試合は進み、78分に差し掛かったところで、このオフサイドシーンに関する3D映像が映し出される。その映像によると、パウ・クバルシの膝よりも、ムヒタリアンのつま先がわずかに出ていることが判明。これには野口氏も「つま先!つま先!!ほんのわずかな判定でしたね」と驚きを持って伝えた。
ファンたちも「つま先オフサイドはもうルール変えた方がいいわw」「いやこれでオフサイドかよ。。。」「つま先がオフサイド。これインテルサポはブチギレやろな」「つま先オフサイドえぐいな笑」「まじでギリギリのオフサイドやったんやね」「理解はするけど納得しない」とコメント。ルール上、数ミリでも出ていればオフサイドではあるが、納得はできない様子だった。
(ABEMA de DAZN/UEFAチャンピオンズリーグ)

