【UEFAチャンピオンズリーグ】アーセナル 0-1 パリ・サンジェルマン(日本時間4月30日/エミレーツ)
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表GKのジャンルイジ・ドンナルンマが、アーセナル戦でスーパーセーブ。ボックス内左から放った超近距離のシュートに対して左手1本で阻止し、海外ファンの間でも話題となっている。
PSGはチャンピオンズリーグ準決勝1stレグで、アーセナルを1-0で撃破。鍵を握ったのが、守護神ドンナルンマだ。5本の枠内シュートをすべてシャットアウトし、クリーンシートを達成。中でも圧巻だったのが、前半終了間際45分のスーパーセーブだ。
アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーに中央突破を許して20mほどボールを運ばれ、そのまま右サイドの裏を抜けたFWガブリエル・マルティネッリにスルーパスを通された。
そのままゴールエリア手前の至近距離からマルティネッリにシュートを許したが、ドンナルンマは予備ジャンプから軸足を抜いて横に倒れる“コラプシング”で対応。鋭いシュートに合わせて左手を伸ばしてボールを弾き出し、PSGの窮地を救ったのだ。
この決定機阻止に解説を務めた戸田和幸氏も、「スーパーセーブですね。これは決定機だったと思います」と称賛。さらに「やっぱりドンナルンマの身体が大きい(196cm・90kg)のもあるとは思いますが、動かずにしっかりニアを消しながらの対応ができたと思いますね。素晴らしいですね」とコメントした。
UEFA公式で「この試合のベストセーブ」にも選出されたシーンには、世界中のサッカーファンも大熱狂。SNS上では「それを止めるか」「信じられないセーブ」「世界ナンバーワンのGKだ」「ドンナルンマを疑う人たちを黙らせたな」「なんてスペシャルなセーブだ」「あんな巨体でこんなに素早く倒れられるのはとてつもない」など大絶賛のコメントが集まった。
PSGのホーム開催となる準決勝2ndレグは日本時間5月8日。ドンナルンマは2戦連続でスーパーセーブ連発なるか。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

