【UEFAチャンピオンズリーグ】バルセロナ3-3インテル(日本時間5月1日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
バルセロナ所属のFWラフィーニャが破壊力抜群の弾丸ミドルシュートでゴールマウスを強襲した。大舞台で飛び出した衝撃的な一撃に、ファンが騒然としている。
バルセロナは日本時間5月1日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでインテルと対戦。公式戦で得点とアシストを量産中のブラジル代表アタッカーが起死回生の同点ゴールを生み出した。
バルセロナが1点ビハインドの65分、バルセロナは左サイドからのCKを獲得。キッカーのMFダニ・オルモはショートコーナーを選択し、ボックス手前のFWラミン・ヤマルにグラウンダーのパスを送る。ヤマルはこれをスルーし、ボールはペナルティアークの手前にいたラフィーニャのもとへ。ドフリーの背番号11は細かなステップで転がってくるボールとのタイミングを合わせ、左足を一閃。弾丸のようなシュートがゴールの右上に一直線に飛んでいくとクロスバーの下側にヒット。インテルのGKヤン・ゾマーの背中に当たってゴールに吸い込まれていった。
30m級のゴラッソを叩き込んだラフィーニャは、自陣に戻っていきながらガッツポーズ。冷静な表情で控えめに喜び、ホームスタジアムでの90分で逆転する意思を示した。
実況・西岡明彦氏が「圧巻のミドルシュート。あれだけの距離があっても、コースを狙うようなインパクトのあるキック」と伝えると、解説・野口幸司氏は「これだけ警戒されている中で、スルーオーバーを絡めて、フリーで打てるところをつくれているのは大きいですよね。それでもこの距離でゾマー相手になかなか決まるものではないですけど」と驚愕している。
スタジアムに駆けつけたサポーターが狂喜乱舞する中、中継を見ていたファンもSNSに「ラフィーニャえぐぅ!」「ラフィーニャなんだそれ…」「ラフィーニャのゴラッソ!」「ラフィーニャ超絶ミドル!!!!!!!」「ラフィーニャのミドル絶対当たりたくない穴開く」「ラフィーニャのゴールは味方じゃなくても笑ってしまうクオリティだった。素晴らしい個の力」「ロケット砲」「なんであのスピードで枠行くのよ」「銃弾のように鋭い」「ラフィーニャのパンチ力を侮っていた。恐れ入ったわ」「シュート打ったら自動的にゴール向かうシステムかなんか付いてんのか」「ラフィーニャの左足エグい。ロベカル級だろ」「ラフィーニャこれはバロンドール」と綴り、大興奮しているようだ。
バルセロナがインテルに3失点目で勝ち越しを許した約2分後に飛び出した衝撃的なシュートだったが、公式記録はゾマーによるオウンゴール扱いとなった。よって、ラフィーニャのCLでの得点数は12のままとなり、ドルトムントのFWセール・ギラシに次ぐ得点ランキング2位のまま。ただし、公式戦では得点とアシストで50ゴール以上を生み出しており、バロンドール獲得を予想する声も上がっている。
試合は3ー3の引き分けでタイムアップ。バルセロナは日本時間5月7日にインテルの本拠地に乗り込み、決勝戦への切符が懸かった2ndレグを戦う。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

