【写真・画像】「奇跡を起こした!」鈴木彩艶の“怪物級ゼロ距離セーブ”を現地メディア大絶賛「自らの限界を超えた」「決定的だ」ラツィオが唖然とした瞬間 1枚目
【映像】現地も大絶賛!「超反応ミラクルセーブ」の瞬間
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セリエA】ラツィオ 2-2 パルマ(日本時間4月29日/スタディオ・オリンピコ)

【映像】現地も大絶賛!「超反応ミラクルセーブ」の瞬間

 パルマの日本代表GK鈴木彩艶が、ラツィオ戦で見せた2つのスーパーセーブが海外で話題となっている。インスタグラム上でセリエAとパルマの公式アカウントで紹介され、現地のファンたちが反応している。

 パルマは日本時間4月29日にセリエA第34節でラツィオと2-2で引き分けた。鈴木の2失点はいずれも防ぐのが難しいシチュエーションで、逆にスーパーセーブも何度か光っただけに、現地メディアの個人採点は6.5点や7点など高いものが目立った。

 とくに圧巻だったのが、69分のセーブだ。MFニコロ・ロヴェッラの縦パスをボックス手前でMFマッティア・ザッカーニがフリックすると、ボールはボックス内を弾んでいく。このボールを処理しようとしたDFエマヌエーレ・ヴァレーリが転倒したことで、FWグスタフ・イサクセンがフリーになった。

 イサクセンは左足のアウトサイドを使って流し込みにかかる。しかし、鈴木がこのシュートに対して冷静に対応。両手を大きく広げて面を作り、最後までイサクセンの動きを見ながら、シュートに合わせて右手でこのボールを弾き出したのだ。このセーブは現地メディアでも話題となり、『TUTTO Mercato WEB』は「奇跡を起こした」、『PARMA live』は「自らの限界を超えた」、『Parma Today』は「決定的セーブだ」と称えていた。

 さらに86分もセーブも素晴らしかった。ボールを運んだMFマテオ・ゲンドゥージが、右サイドに流れたFWペドロ・ロドリゲスとのパス交換をしてボックス内に侵入。エリア内から右足を振り抜いた。縦回転がかかった鋭く落ちるミドルシュートに対して、鈴木は低い体勢から両手でしっかりと面を作ってこのボールに対応。右方向に体を倒しながらの横っ飛びセーブでこのボールを弾き出した。

 この2つのビッグセーブは日本時間5月1日、セリエAとパルマのコラボ動画としてインスタグラムで公開された。これに海外のファンたちが反応し、「若林源三だ!」「ブラボー、スズキ!」「ユナイテッドへようこそ」「パルマに不可欠な選手だ」「ナイススズキ!」「すごいGKだ」など、鈴木への称賛のコメントが並んでいる。

 ラツィオ戦のドローで16位に後退したものの残留圏内をキープするパルマは、残り4試合でのセリエA残留を目指す。次節は日本時間5月3日に11位のコモと戦う。

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