川崎フロンターレに所属するブラジル人FWのエリソンが、サッカー史上屈指のスーパースターとのツーショットをインスタグラムに投稿。話題となっている。
川崎Fは日本時間5月1日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート準決勝でサウジアラビアのアル・ナスルを3-2で撃破。ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドをはじめセネガル代表FWのサディオ・マネ、元クロアチア代表MFのマルセロ・ブロゾビッチ、コロンビア代表FWのジョン・デュラン、スペイン代表DFのエメリク・ラポルトなどを擁する優勝候補から金星を挙げ、クラブ史上初のACLE決勝進出を果たした。
後半頭から出場したエリソンは、76分にラポルトの隙を突く超加速ドリブルからMF家長昭博の決勝ゴールをアシスト。勝利に大きく貢献した。
そして、試合後にはまさかの展開が待っていた。エリソンはインスタグラムに、C・ロナウドと肩を寄せ合いながら2人も笑顔で映るツーショット写真を投稿。そして「ドーピング検査に行くと、そこで世界最高の選手に出会った。なんて日だ。なんて素晴らしい人なんだろう。彼は私にすごく優しくしてくれた。なんて謙虚な人なんだ」と綴った。
この日のC・ロナウドはノーゴールだったうえチームも敗退。試合後は涙目になりながら、怒りや悔しさを隠せない様子だった。しかし、ドーピング検査ではエリソンに優しく接していた模様で、笑顔でのツーショット写真も快諾。お互いの母国語であるポルトガル語でコミュニケーションを取ったのだろう。
C・ロナウドの涙や悔しがる様子の動画や画像は世界中で拡散されていただけに、エリソンの投稿は世界中で話題に。ファンからは「やっぱり世界一の男は違うね」「最高だろこの二人。リスペクトという言葉が似合う」「クリロナ人格者すぎる」「2ショット熱いな」「やっぱりクリロナは人格が素晴らしいんだなと」「クリロナにとってはショッキングな敗戦だったと思うけど、その後でもエリソンや瑠伊と2ショット写真撮ってるのはまさにスーパースターの振る舞いなのよ」「あの試合のあとにエリソンと笑顔で写真撮れるCR7が人として素晴らしい」「スーパースターはやることが違うね」などの反響が出ている。
ピッチ上では負ければ涙が出るほど全力で戦い、ピッチ外となれば悔しさも押し殺して対戦相手をリスペクトして謙虚に振る舞う。C・ロナウドはやはり真のスーパースターだ。
(ABEMA de DAZN/AFCチャンピオンズリーグ・エリート)



