【UEFAチャンピオンズリーグ】バルセロナ3-3インテル(日本時間5月1日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
バルセロナのFWラミン・ヤマルが遊び心あふれるドリブルでスタジアムを魅了した。欧州最高峰の舞台で17歳が見せた余裕たっぷりのプレーがファンの間で話題になっている。
バルセロナは日本時間5月1日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでインテルと対戦。“ゴラッソ合戦”となった試合は、3ー3の引き分けとなり、決勝進出は日本時間5月7日にインテルの本拠地で行われる2ndレグに委ねられることになった。
サッカーファンを大興奮させた一戦で、スペインの神童が眩しいほどの輝きを放った。24分に相手5選手に囲まれながらも絶妙なコントロールショットを沈めると、2ー2で迎えた45分にファンタジーを見せつける。
ヤマルは右サイドで手を上げ、MFペドリからのサイドチェンジを引き出し、右足でのファーストタッチでボックス内の右に進入する。すると、正面をインテルのMFフェデリコ・ディマルコが塞いできた。ヤマルは突破のドリブルを仕掛けようとしたが、MFヘンリフ・ムヒタリアンがすぐにカットインのコースを消してきた。1対2の数的不利になったヤマルは突破のドリブルをキャンセルし、そのまま左足の足裏でボールを舐めるようにタッチしてバックステップ。その時、両足を使ったシザースを織り交ぜるボールタッチを繰り出して、相手選手を惑わせながら間合いも広げ、キープしてから味方に預けた。
スタジアムがヤマルのテクニカルなプレーに大歓声で熱狂する中、実況・西岡明彦氏は「バックステップ。インテルのディフェンスは飛び込めません」と伝えた。
これにはファンもSNSで反応、「まじでばけもんやん」「ヤマルの落ち着きと技術w」「ヤマルがネイマールでしかないな」「ヤマル見せ技してるのえぐい」「やっぱ別格だな」「ちょっと異次元すぎるかも」「ネイマールみたいやな」と大きな話題になっている。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

