【セリエA】パルマ 0-1 コモ(日本時間5月3日/エンニオ・タルディーニ)
パルマのGK鈴木彩艶が、まるで猫のような反射神経で“神セーブ”を披露。至近距離から放たれたローのヘディングシュートを左手一本で止め、ファンや現地メディアから称賛の声が集まった。
パルマは日本時間5月3日、セリエA35節でコモと対戦。スコアレスで迎えた前半終了間際の42分、大ピンチで日本代表の守護神が圧巻のセービングを披露した。
左コーナーキックからMFリュカ・ダ・クーニャが左足で蹴り込んだボールは、ゴールから遠ざかる内巻きのボールとなり、DFマーク・ケンプフがドンピシャのヘディングで合わせた。強烈なシュートはゴールライン付近に飛んだが、この至近距離弾に対して鈴木が超反応を見せるのだ。
背番号31の守護神は、とてつもないリアクションでこのボールに飛びつき、左手で完璧にシャットアウト。チームの失点危機を凌いでみせた。これには中継の実況・河村太朗氏も「鈴木彩艶!至近距離ながら下に手が出ました!」と驚愕しながら絶叫。リプレイ映像が流れた場面でも、「それにしてもすごいセーブでした。しっかりと手で反応しました」と、ビッグセーブを称えた。
このシーンにはABEMAで試合を見守ったファンも反応。「さすがの反射神経」「スーパーセーブ!」「神セーブ」「ザイオン神やな」「決まったかと思った」「この身長で地面も止める」「すごいセーブやな」「なんだこの超反応は」「よくさわった」「ローボールのあれは神」「あれ止めるか」「これは超反射」など数々の絶賛コメントが集まり、至近距離弾を足ではなく手で弾き出したことに驚愕していた。
このスーパーセーブは現地イタリアのメディアも注目。『PARMA live』は「ケンプフに対して奇跡を起こし、猫のように左へ飛んだ」、『TUTTO mercato WEB』は「ヘディングシュートを止めたシーンは傑作級の瞬発力」、『Parma Today』は「決定的シュートをセーブした」とそれぞれ称賛した。
鈴木は79分にノーチャンスに近い形で失点し、チームも0-1で敗戦(パルマは8試合ぶりの黒星)。ただ、72分にも1対1の状況を防ぐなどむしろ好印象で、上記3メディアの個人採点はいずれもチーム最高の6.5点か7点と高評価だった。
(ABEMA de DAZN/セリエA)





