大野くんは父親の顔を知らず、母親に預けられて18歳まで施設暮らし。中学時代、大野くんが陸上で活躍し新聞に載ると、母親から祝福どころか「今すぐ部活を辞めてほしい」「あなたのせいで私の人生が狂わされる」「あなたを産まなければよかった」という手紙が届いた辛い過去がある。
かおこは「私はでも、感謝してます、彼のお母さんには。産んでくれたし」と口を開き、「辛い経験をしたからこそ今の彼がある」と涙。「血のつながった両親に愛されるのは私に取っては当たり前のこと」「血のつながってない(施設の)先生とか兄弟たちに、両親と同じくらいの愛で、愛されるってすごい」と言葉を続け、「どこが好きって、人生ごと好きだから」「大野くんが経験してきたことも、向き合ってきた大野くんの考えとかも、丸ごと大好きだから」と大野くんへの想いを語った。
かおこが「『嫌だったな』で終わらせない。全部ポジティブに変換することができる」「説明ができないくらい、尊敬してる」と言葉を詰まらせると、大野くんは愛情に満ちたまなざし。辛い過去を乗り越えて「強くなった」と語る大野くん、そしてかおことの深い絆にもらい泣きするメンバーが続出した。
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