【映像】GK硬直のピンポイントショット
【映像】GK硬直のワンフェイク&ピンポイントショット
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【UEFAチャンピオンズリーグ】インテル 4-3 バルセロナ(日本時間5月7日/サン・シーロ)

【映像】GK硬直のワンフェイク&ピンポイントショット

 インテルに所属するイタリア代表MFダビド・フラッテージが、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでバルセロナ相手に決勝点を奪い、チームを2シーズンぶりの決勝進出へと導いた。ボックス右から巧みなワンフェイクを入れて左足を振り抜き、ゴール左下へ正確なコントロールショットを突き刺す。名手も動けないゴラッソに、ファンたちが歓喜した。

 インテルは日本時間5月7日にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでバルセロナと対戦。3-3、合計スコア6-6で迎えた延長戦の99分にフラッテージが結果を残した。

 自ボックス付近でのFKをGKヤン・ゾマーが大きく蹴り出すと、FWメフディ・タレミが競り勝ってバックヘッドで逸らす。このボールをFWマルクス・テュラムがキープしてゴールライン際からボックス内右に侵入し、マイナスのパスを供給する。折り返しをタレミがダイレクトで落とすと、フリーで構えていたフラッテージがトラップからワンフェイクを入れて左足でシュート。低く抑えた弾道がゴール左隅に吸い込まれ、バルセロナのGKヴォイチェフ・シュチェスニーは一歩も動けなかった。

 値千金の勝ち越し弾には解説を務めた野口幸司氏は「よくあの勢いのままシュートを打たずにキックモーションで体勢が崩れた中でシュートをコースに決めましたね。相手の体勢を崩させた中でのシュートブロックでしたから。冷静さと正確な技術でした」と称賛している。

 同シーンについてはファンも「フラッテージが英雄だよ」「あの伝説の柵よじ上りパフォーマンスをここで!」「漢上げたなお前」「今更だけどやっぱフラッテージにはサッカーの神様がいるよね」「フラッテージのゴールには魂を感じた」と大熱狂のコメントが集まった。

 2シーズンぶりとなるCL決勝に勝ち上がったインテルは、決勝でパリ・サンジェルマンと対戦することに。15年ぶり4度目のCL制覇に向けて前進した。
ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

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