【UEFAチャンピオンズリーグ】パリ・サンジェルマン 2-1 アーセナル(日本時間5月8日/パルク・デ・プランス)
パリ・サンジェルマン(PSG)のGKジャンルイジ・ドンナルンマが、アーセナルのサポーターたちを絶望させる神セーブを見せた。FWブカヨ・サカの狙い澄ましたコントロールショットをワンハンドセーブで防ぐなど、この日何度も好セーブを見せたことで、『X』のトレンド入りするほどの反響となった。
日本時間5月8日、PSGはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでアーセナルに2ー1で勝利。2戦合計3ー1で5シーズンぶり2度目の決勝進出を決めた。
データサイト『sofa score』によると、この日のドンナルンマは3つのビッグセーブを披露。中でも秀逸だったのが、64分のワンシーンだ。
ボックス左に侵入したMFデクラン・ライスのクロスは、MFヴィティーニャに当たって逆サイドへ。これを収めたサカは、DFユリエン・ティンバーに預けてからボールをもらい直した。対峙するDFヌーノ・メンデスにジリジリと詰め寄りながら一気にカットイン。さらに抜けていったティンバーをブラインドに使って、左足を振り抜いた。
ボールは鋭く曲がりながらゴールの左上隅へ。同点ゴールが決まったかと思った次の瞬間、身体を目一杯に伸ばしたドンナルンマの右手がボールを弾き出したのだ。解説の戸田和幸氏も思わず「うおっ!」と唸り、シュートを打ったサカも首を傾げるほどのスーパープレーだった。
戸田氏は続けて「蹴った方からすると、これは来たと思えるような素晴らしいフィニッシュでしたが、指先ですね。このサイズのGKが指先ギリギリなのですごいコースに飛びましたね」と状況を説明した。
この神セーブにはサッカーファンたちも驚愕。SNSは「それ止めるならもう無理やで笑」「もうお前がバロンドール」「ドンナルンマ人間やめてる」「理不尽すぎるでしょ」など騒然となる。さらにアーセナル・ファンからは「PSGの選手全員いなくてドンナルンマだけでも入る気しない」「人外ドンナルンマを倒すには人外が必要ですってか」「ドンナルンマもう人じゃないって!」「まじで勘弁して」「いつもなら入るシュート全部をドンナルンマが止めてる」「どないしたら決めれるねん」など悲痛の叫びも多く、一時は『X』で「ドンナルンマ」がトレンド入りするほどだった。
イタリア代表守護神の活躍もあり日本時間6月1日の決勝へと駒を進めたPSGは、クラブ史上初のCL優勝を懸けてインテルと激突する。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

