【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 0ー1 サンフレッチェ広島（5月7日／レモンガススタジアム平塚）
まさかの「人ちがい確認中」のVARが発動し、Jリーグファンたちの間で話題となっている。湘南ベルマーレとサンフレッチェ広島の一戦で、人違い警告が出されるとすぐにVARが介入。普段はあまりみられない、ファウルした選手の確認が行われる異常事態にスタジアムが騒然となった。
注目のシーンは、ゴールレスで迎えた2分だった。ボックス手前でボールを受けたFW中村草太がドリブルでボックス内に侵入すると、湘南はDF鈴木淳之介とDFキム・ミンテが挟み込むようにして対応。そのまま中村がボックス内で転倒したところで、主審のホイッスルが吹かれた。
山本雄大主審はこのプレーで鈴木にイエローカードを提示し、広島にPKを与えていた。しかしリプレイで確認すると後ろからアタックしたキム・ミンテが、腕をかけるようにして中村を倒していた。実況の桑原学氏は「腕をロックしたキム・ミンテの方にイエローカードが出たと思います」とこの状況を説明するが、鈴木に対して出されたものだとわかると「あっ鈴木？これはキム・ミンテですよね」と驚きの声を上げた。また解説の林陵平氏も「ファウルとを取るのであれば、キム・ミンテの方ですよね」と指摘した。
するとこのタイミングで警告者の確認でVARが介入。ビジョンに映された「人ちがい確認中」「警告の人ちがい」の文字にファンたちが騒然とした。その後OFRに移行して山本主審がビデオで確認。およそ3分半が経過したタイミングで、主審は鈴木のイエローカードを取り消して、キム・ミンテに提示し直した。
このシーンについてSNS上のファンたちは「イエローならミンテだよね」「ミンテだよなー今のは。淳之介は正しい競り合いで勝ってたのにー」「なんでこれが鈴木淳之介のイエローなん？ミンテだろ」「カードの対象ミンテでしょ？淳之介ではないよね」「ミンテじゃなくて淳之介に警告っておかしくね？」「イエロー出すならミンテだろ。人違いVARあるんじゃないの？」と疑問に思っていたようで、その後判定が変わると「警告の人違いでイエローの対象を鈴木淳之介からミンテへ」「キム・ミンテへのイエローに変更」「確かに中村の腕をロックしてたからな」「やっぱりミンテか」「あ、カードの人違いか。ミンテだよね。」といったコメントも。さらに「人ちがい確認中ってなんやねん」「珍しいシーンだったな」「あんまり見ないパターンw」「人ちがい確認中なんてあるん笑」「こんなVARはじめてみた」「人ちがい確認中のVAR笑ってしまったw」といった盛り上がりも見せている。
結局このプレーで与えたPKをFWジャーメイン良に決められると、これが決勝点となり湘南が0ー1で敗れている。
（ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ）
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