【UEFAチャンピオンズリーグ】インテル 4-3 バルセロナ(日本時間5月7日/サン・シーロ)
バルセロナのFWラミン・ヤマルがスライディングで倒されて一度はPKを獲得したが、VAR判定によってFKに修正された。このジャッジがファンの間で物議を醸している。
バルセロナは日本時間5月7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでインテルと対戦。1stレグを3ー3で終えてアウェイに乗り込んだ中、延長戦にもつれ込む“死闘”の末に3ー4と惜敗し、10シーズンぶりの欧州制覇を目指した戦いは幕を閉じた。
クレ(バルセロナのサポーターの愛称)が悔しさを募らせた試合の2ー2で迎えた68分に議論を呼ぶジャッジが勃発する。
バルセロナのラミン・ヤマルがインテルのMFハカン・チャルハノールのバックパスをカットし、勢いそのままにドリブルでボックス内に進入した。その瞬間、インテルのMFヘンリフ・ムヒタリアンにスライディングで倒される。主審はすぐさま笛を吹き、バルセロナのPKを宣告した。
しかし、ムヒタリアンは納得のいかない様子。ピッチを指差して、自分が倒した場所がペナルティエリアの外だったことをアピールした。
解説・野口幸司氏は「これは完全にファウルでしょうね」と述べながらリプレイを見ると、「たしかに足を置いているのはエリアの外ですけど、実際に倒れているのは中ですからね。これは際どいですね」とコメントした
VAR判定の結果、主審はPKを取り消してFKに修正。指で小さな凹の字をつくり、わずかにPA外だったことを示した。
この判定に西岡氏は「外ですか!FK」と驚き、野口氏は「最初にコンタクトがあったのは外ですからね。インテルは助かりましたね」と口にした。
際どい判定にファンもSNSで反応。「いやPKだろ」「倒れたのはボックスの中だったじゃん」「完全にボックス内」「ライン上…結構際どい」「FKでもしょうがないのか」「微妙な位置だな〜」「審判によっては、のやつだ」と意見が分かれている。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)

