【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ0ー1サンフレッチェ広島(5月7日/レモンガススタジアム平塚)
サンフレッチェ広島のDF佐々木翔が相手FWに背後から臀部を蹴られた。強烈過ぎる“タイキック”の瞬間が、SNSで話題になった。
注目のシーンは、広島が1点リードで迎えた72分のことだ。湘南のMF茨田陽生がヘディングでクリアしたボールがセンターサークル付近に飛び、FWルイス・フェリッピがキープを試みる。すると、広島の佐々木が素早くプレスバック。フェリッピのバックパスを自らの右足でカットし、空中に浮いたボールの落下地点に入ってマイボールにした。
次の瞬間だった。佐々木はフェリッピに背後から臀部を蹴られたのだ。予期せぬローキックを食らうと、ピッチに倒れ込んで悶絶。すぐさま起き上がって怒りの矛先をフェリッピに向けた。主審と湘南のFW鈴木章斗が迅速に仲裁したことで乱闘騒ぎには発展しなかったが、佐々木の怒りは収まらない。その場を去ろうとするフェリッピを追いかけ、異議を唱え続けた。
実況・桑原学氏が「これは怒りますよね」と口にすると、解説・林陵平氏は「怒ります。タイキックみたいでしたね」と呼応。解説・長谷川アーリアジャスール氏も「今みたいなファウルにキャプテンとして抗議するのは、チームの士気を上げますし、すごく大事なことだと思います」とコメントした。
こファウルに対して、ファンはSNSで「佐々木タイキックやん」「ガキ使ちゃうねんから」「デデーーーン、佐々木翔、タイキック」「ルイスフェリッピww佐々木を無慈悲に蹴ってる」「アフターでケツキックはアカンて」と反応していた。
また、危険なプレーにもかかわらず注意のみとなった判定には納得できない様子。「後ろからお尻蹴られてるし」「そりゃ怒るわな」「ササショーへのタイキックはカードないのかい!?」「明らかにササショーのケツ付近を蹴ってるのにカード一つ出さない」「これはイエロー出しておいた方が良いんじゃない?もろにササショー蹴ってたぞ」「ルイス・フェリッピ、そりゃ佐々木翔も怒るて」と不満を吐露している。
広島はそのままリードを守り切り、1ー0で勝利。2連勝を達成して、5位に浮上している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





