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【映像】中村敬斗が鮮烈ドリブル→アシスト未遂
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リーグアン】スタッド・ランス 0-2 サンテティエンヌ(日本時間5月11日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)

【映像】中村敬斗が鮮烈ドリブル→アシスト未遂

 スタッド・ランスに所属する日本代表のMF中村敬斗が、卓越したドリブルから決定機に繋がるラストパスを通した。しかしニアとファーに構えていた味方選手が押し込めず、アシスト未遂に。ファンたちも思わず落胆する一幕があった。

 スタッド・ランスはリーグアン第33節で、残留争いのライバルであるサンテティエンヌと対戦。中村は左ウイングで、右ウイングバックに入ったDF関根大輝とともに先発出場し、負傷明けのMF伊東純也はベンチスタートとなった。

 注目のシーンは、1点を追いかける35分だった。ボックス外の左サイドでパスを受けた中村は、FWイルヴィン・カルドナと対峙。左足でボールをコントロールし、小刻みなステップで相手に向かっていく。するといきなりギアを入れ替え、右足で引っ掛けるように前方へボールを押し出し、一瞬のスピードでカルドナの前に入り込む。そこから左足で少し浮かせたボールをゴール前へと蹴り込んだ。

 ニアサイドにはFWジョルダン・シエバチュが飛び込んだがうまくミートできずに、ボールはファーサイドに流れる。そこに詰めていたMFアンジュ・マルシャル・ティアは、手前の相手に当たったことでコースが変わり、このボールを押し込めず。スタッド・ランスは千載一遇の決定機を決め切ることができなかった。

 解説を務めた川勝良一氏は「うまく抜いた後も結構いいスピード(のクロスボール)でした。シエバチュから抜けましたが、バウンドが難しかったですね」とコメント。中村のプレーを称えつつ、相手に当たったことで合わせるのが難しいボールだったと指摘した。

 ただ、この日のスタッド・ランスは決定機を決めきれないシーンが多かっただけに、ファンは「何回決定機外すんだよ」「いつも見る光景」「これはアシスト未遂」「どっちでもいいから押し込んでくれよ」「アシスト未遂でたよ」「押し込むだけやろ」「今日の中村はやってくれそうだけど、あとはチームメートが」などと残念がる声が多く見られた。

 一方で「ケイトくんきれきれ」「敬斗くんのクロスよかった」「今日の中村はかなり期待できるな」「抜き去り方がうま過ぎる」「いい突破だったな〜」など中村のプレーを称えるコメントも見られた。

 スタッド・ランスは41分にも失点し、後半からは伊東も投入したがそのまま0ー2で敗戦。順位は14位に落ち、残留プレーオフ行きの16位ル・アーヴルとは勝点2差で最終節を迎えることになってしまった。なお、中村は累積警告で最終節のリール戦(日本時間5月18日)に出場できないことが決定している。

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