
プロボクシング元4階級制覇王者でWBAスーパーフライ級前王者(同級6位)の井岡一翔(志成)が、東京・大田区総合体育館でWBAスーパーフライ級現王者であるフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)とのダイレクトリマッチに臨んで10回に1ダウンを奪うも3-0(113-114、112-115、110-117)。死闘の末に無念の判定負けを喫した。最終12ラウンドのゴングの直後、観客席から缶ビールの缶が投げ入れられたことを受け、解説を務めた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が「ふざけんなよコノヤロウ」と激怒。実況も「リスペクトに欠けた行動」と苦言を呈した。
井岡はマルティネスの圧力と強打に押される場面が目立ったが、ボディを軸に反撃。耐えに耐え、10ラウンドに見事な左フックでダウンを奪って会場を沸かせた。そして最終12ラウンドのゴングが鳴った直後に問題のシーンが訪れる。客席から井岡らに向かって背後から何か物が投げ入れられたのだ。
「何か飛んできた! 誰だよ飛ばしたやつ…コノヤロウ。え、後ろからすか? 向こうから?」
異変に気付いた内山氏が怒りを露わにすると「観客席から物が飛んできまして…リスペクトに欠けた行動でしたね」とABEMA実況の西達彦アナが驚いた様子で苦言を呈した。
「ふざけんなよマジで。缶ビール?」と内山氏の怒りは収まらない様子。まさかの事態にファンからも「缶ビール?退場させろ!」「マナー悪い客が何か投げた?」「内山怒ってる」「最悪だろ」「台無しだ」といった批判が相次いだ。
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