【ラ・リーガ】バルセロナ 4-3 レアル・マドリード(日本時間5月11日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
伝統のエル・クラシコでも、レアル・マドリードのFWキリアン・エンバペが“神速”を見せつけた。
レアル・マドリードは日本時間5月11日、ラ・リーガ35節で宿敵バルセロナに3-4で惜敗。このクラシコ敗戦で首位バルサと勝点7差まで広がり、残り3試合での逆転優勝はかなり厳しくなった。ただ、CFで先発したエンバペはハットトリックを達成し、実力を見せつけている。
中でも驚愕だったのが、70分の3点目だ。ハーフウェーライン付近で両チームの選手がボールを奪い合う展開となる中、前向きでボールを持ったMFルカ・モドリッチがスルーパス。これに反応したエンバペとヴィニシウスがバルサの高く上げた最終ラインの裏に爆速ダッシュを開始した。
2人は交差しながら一気に抜け出すと、ドリブルからヴィニシウスが右足でラストパス。これをエンバペが左足ダイレクトでしっかりゴールネットに蹴り込んだ。約50mを攻略したモドリッチのスルーパスからエンバペのゴールまでわずか6秒。まさに神速のスーパーゴールだった。
この一撃にはサッカーファンたちも驚愕。SNSは「エンバペはやすぎ」「エンバペはクリロナ全盛期よりもさらにマシーン感ある。スピードがおかしい」「ヴィニもエンバペも神」「ほんとにゲームみたいな点の取り方するな」「レアルのカウンターは本当に芸術」「マドリーのカウンターはっや」「エンバペまじ積んでるエンジンが違う」「流石にエンバペはものが違うな」など騒然となった。
エンバペはこの日のハットトリックでラ・リーガ得点ランキングの1位に浮上(27ゴール)。公式戦通算では39ゴールとなり、スペイン紙『MARCA』によればレアル・マドリード1年目の選手としては年間最多得点記録を更新したという。従来のレコードは、イヴァン・サモラーノの37ゴール(1992-1993シーズン)で、あのクリスティアーノ・ロナウドでも1年目は33ゴール(2009-2010シーズン)だった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





