【ブンデスリーガ】バイエルン 2－0 ボルシアMG（日本時間5月11日／アリアンツ・アレーナ）
バイエルンのMFトーマス・ミュラーが、本拠地最終戦に臨んだ。試合開始前には、アリアンツ・アレーナに詰めかけたサポーターたちがレジェンドを祝福。圧巻のコレオグラフィがファンの間で話題となっている。
バイエルンはブンデスリーガ第32節で、2位のレヴァークーゼンが引き分けたことで2シーズンぶりとなる34回目のブンデスリーガ優勝を達成した。この日行われたボルシアMG戦は、今季の本拠地最終戦。リーグ優勝を祝うセレモニーに加え、今季限りで退団するミュラーを送り出す大事な一戦となった。
試合開始前からスタジアムは最高の雰囲気に。多くのファンが、ミュラーのバイエルンで最後の勇姿を目に焼き付けようと詰めかけ、スタジアムは超満員に。ミュラーがピッチに登場すると、多くのファンたちが立ち上がり拍手でレジェンドを迎えた。
さらにゴール裏のサポーター席には『THOMAS MULLER』の文字とともに、ミュラーのさまざまな写真の巨大なコレオグラフィが完成した。
この素晴らしい雰囲気を受けて、ファンたちもSNS上で「素晴らしい雰囲気だ」「アリアンツ・アレーナでミュラーのラストマッチ！」「ミュラー涙 本当に最後なんだね涙」「英雄を送り出すに相応しい雰囲気だ」「最後に暴れてくれ」と試合前からテンションが高い投稿を行っていた。
試合は2ー0でバイエルンが勝利。ミュラーはゴールこそなかったものの、卓越したポジショニングやフリーランニングなどでチャンスを創出。83分にFWセルジュ・ニャブリと交代でベンチに下がる際には、ファンからスタンディングオベーションで送り出された。
試合後の優勝セレモニーでは、キャプテンのGKマヌエル・ノイアーからトロフィーリフトの役目を譲ってもらい、バイエルンで最後の"仕事"を終えた。
10歳からバイエルンでプレーしてきたミュラーは、2008年にトップチームに昇格して以降、公式戦750試合に出場し248得点274アシストを記録。その間にブンデスリーガ12回、DFBポカール6回、DFLスーパーカップ8回、UEFAチャンピオンズリーグ2回、UEFAスーパーカップ2回、FIFAクラブワールドカップ2回など数々のタイトルを獲得するなど、バイエルン史上最高のMFとして君臨してきた。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
