日本全国、梅雨、雨の季節。梅雨じゃなくてもじめじめした性格なのに、こんなんじゃいつまで経っても傷口が乾かなくて困ります。ちょうど去年のこの時期から メンヘラ と呼ばれ始めたような気がする私、椎木知仁。好きな子のこと思いすぎて過呼吸、というエピソードで完全に今の立ち位置を確立しました。あの子のことみんなメンヘラっていうけど、メンヘラってなんなの?という方の為に僕なりに説明すると、自分の心の傷口に浸りそれを他人に見せたい人、ということなのではないかと思います。「私はこんなに痛いのに」「私はこんな大きな傷があるけど心配しないでね」等々、痛がるイタさがメンヘラと呼ばれているのではないかと思います。メンヘラってなんかキモい、メンヘラだからあんな感じなんだよ、なんてメンヘラを蔑んでいる皆さん。気持ちはわかります。しかしハッキリと言わせて頂きますが、多かれ少なかれ、あなたを含めた殆どの人が心にメンヘラを抱えています。メンヘラは病気ではありません。ゆえに発症したり治ったりしません。見せるか、隠すかの二択。つまり個性です。自分を曝け出す、というのはそんなに悪いことでしょうか?ウイスキーのCMで爆裂にハイテンションな吉高由里子さんですらTwitterでは圧倒的メンヘラサイド。純粋で素敵だ、と逆に好感を持てます。まあめっちゃ可愛いし正直内面とかどっちでもい… ゴホンッ いえ すいません 間違えました。僕らは生まれてから今の今までほんの少しでも癒されたいと思って過ごしてきました。AbemaTVのペットのチャンネルなんて毎日24時間猫か犬だけが流れ続けています。猫の映像を見るかわりにTwitterに少しだけ自らの愚痴を書き込んだり、Instagramに満月の写真をあげて自作ポエム詠んだりして僕らは癒されているのです。イコールなのです。一人でメンヘラ入ってクラってるのも、みんなでジャンカラ入って歌ってるのも、大して変わりないわけです。つまりなにが言いたいか、メンヘラは悪くない。この悪口のような名称が悪い。だからもっとポジティブで明るい呼び方を考えました!