【リーグアン】スタッド・ランス 0－2 サンテティエンヌ（日本時間5月11日／スタッド・オーギュスト・デローヌ）
スタッド・ランスのFW伊東純也が、華麗なる回転トラップを披露。GKからのロングフィードに合わせて右足を伸ばしながら相手を背負った状態でくるり。ファンの間で話題となっている。
リーグアン第33節でスタッド・ランスは、残留争いのライバルであるサンテティエンヌに0－2で敗戦。伊東は2点ビハインドの後半頭から途中出場し、負傷明けながらコンディション自体は悪くなさそうだった。
とりわけ圧巻だったのが、ピッチに立ってすぐだった48分のワンシーンだ。GKイェヴァン・ディウフのロングフィードが伊東の下へ。マークについていたDFレオ・ペトロにすっと近寄り密着しながらポジションを取ると、背中で上手く相手を押し込みながら右足でトラップ。そのまま反時計回りに回転して、ペトロと入れ替わる形で前を向いたのだ。
結局、後ろからペトロに引っ張られる形となり、ファウルで止められたが、伊東のプレーに解説の川勝良一氏も思わず「うまい、良いですね身体の使い方が」と唸る。またSNS上のファンたちも、「伊東が立ち上がりからエンジン全開」「何そのトラップ！」「大迫みたいなトラップしたw」「純也くんのすげートラップ」「華麗な純也トラップ」など盛り上がりを見せた。
その後も伊東を中心に攻撃的な戦いを見せたスタッド・ランスだったが、最後までゴールを奪えず敗戦。順位は14位に落ち、残留プレーオフ行きの16位ル・アーヴルとは勝点2差で最終節を迎えることになってしまった。なお、ともに攻撃陣を形成するFW中村敬斗は累積警告で最終節のリール戦（日本時間5月18日）を欠場するだけに、伊東の活躍になおさら期待がかかる。
（ABEMA de DAZN／リーグアン）
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