【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 フランクフルト(日本時間5月17日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
危険なプレーにファンも怒り心頭だ。キックオフ直後にフライブルクの堂安律が相手MFと接触。あまりの痛みに日本代表MFの叫び声がピッチに響き渡った。
日本時間17日、フライブルクは来季のCL出場権を懸けてホームでフランクフルトと対戦。今季のリーグ戦最終節でもあるこの大一番で先発した堂安は、試合開始直後の3分に痛みを伴う激しいタックルを受けてしまった。
フライブルクが最終ラインからボールを繋いで敵陣に攻め込もうとする中で、右サイドの堂安にボールが渡った。これに対してフランクフルトのMFファレス・シャイビがプレッシャーをかけると両者が接触。結果的にアルジェリア代表MFのタックルはアフターとなり、足首に衝撃を受けた堂安はその場に転倒。マイクが拾うほどの大きな叫び声が響き渡った。
この危険なプレーにホームサポーターは大ブーイング。ABEMAの視聴者も「レッドカードだろ!!!」「シャイビ!」「これは痛そう」「何すんの」「踏んでる」「ウチの堂安になにすんじゃ」と、タックルを仕掛けた相手MFに厳しい声を寄せた。
なお、試合は27分に堂安が今季のリーグ戦で10点目となるゴールでフライブルクが先制に成功したものの、その後、フランクフルトが3点を奪って逆転負け。他会場の結果を受けてドルトムントにも順位を抜かれ、EL出場圏内の5位でのフィニッシュとなった。
試合後のインタビューで堂安は「正直2桁ゴールは今日はどうでもよくて、このチームへの愛情もあるので歴史を刻みたくて自分のすべてを出したつもりですけど、これもサッカーの一部なので仕方ないですね」と悔しさを露に。
それでも「1人で打開できるシーンが増えてきた。チームメイトが僕の特徴を分かり戦術にも僕の特徴を入れてくれて、3年目でやりやすくなったし、個人のゴール前の質や仕掛ける時とパスを出す時の判断も良くなっている」と今季を前向きに振り返っている。
最後には「日本代表として歴史を刻むことが目標なので、オフではしっかり休んで次に臨みたい」と、来季のオフに行われるワールドカップに向けての意気込みも口にした。
(ABEMA/ブンデスリーガ)


