キラキラの謎を探るにあたって、「機動戦士ガンダム」第41話がヒントになるかもしれない。ともにニュータイプであるララァ・スン(CV:潘恵子)とアムロ・レイ(CV:古谷徹)は、立場的には敵同士だが、戦いを通して共鳴しあう。そして、周囲がキラキラと輝く精神世界で心を通わせるのだ。
しかし、シャア・アズナブル(CV:池田秀一)が「ヤツとの戯言はやめろ!」とそこに割って入り、ララァとアムロは現実に引き戻されてしまう。激闘の末にララァは命を落とし、アムロとシャアの心に深い傷を残した――。なお、この第41話のタイトルは、ずばり「光る宇宙」だ。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」には、“キラキラ”だけでなく、“ララ音”というキーワードも出てくる。同アニメにおける“キラキラ”とは、ララァとアムロが体験した現象と同じものなのだろうか?そして、ララ音はララァと何か関係が……?放送から50年近く経っても以降の作品に影響を与える、ララァ・スンというキャラクターの存在感には驚かされる。
現在配信中のアニメ「機動戦士ガンダム」は1979年4月から1980年1月まで放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、富野由悠季監督が手掛けた作品。“リアルロボットアニメ”という新ジャンルを開拓し、以後のロボットアニメに多大な影響を与えた。放送当時の視聴率は振るわなかったが、再放送や劇場版の公開で人気が急上昇すると、「ガンプラ」ブームも生まれた。以降のガンダムシリーズや、スピンオフなどの派生作品も多数制作され、現在も高い人気を誇る。2025年4月からは新作アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」が放送中。
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