【ラ・リーガ】レアル・マドリード 2－0 レアル・ソシエダ（日本時間5月24日／サンティアゴ・ベルナベウ）
今シーズン限りでレアル・マドリード退団が決まっているクロアチア代表MFのルカ・モドリッチ（39歳）が、本拠地でのラストゲームで先発出場。86分に交代を告げられると、両チームの選手が花道を作り、サンティアゴ・ベルナベウに集まったファンから万雷の拍手が送られた。
日本時間5月24日にレアル・マドリードは、ラ・リーガ最終節でレアル・ソシエダと本拠地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。この試合をマドリード・サポーターは特別な思いで見つめていた。カルロ・アンチェロッティ監督に加えて、13年をレアル・マドリードで過ごしたモドリッチにとってもホーム最終戦であり、レジェンドたちに感謝を伝えようと大勢のファンが詰めかけていたのだ。
先発出場したモドリッチが86分に途中交代が告げられると、試合を止めてマドリードはもちろん久保建英などソシエダの選手たちが花道を作る。敵味方関係なく、選手やスタッフ、サポーターの全員がモドリッチのこれまでの功績を拍手で讃え、涙を流すファンも多くいた。
ピッチサイドには目頭が熱くなるご家族や昨季限りで現役を引退した盟友トニ・クロースの姿もあり、花道を通った主役と熱い抱擁やキス。モドリッチの目にも涙が浮かぶなど、リスペクト溢れる感動のセレブレーションが広がった。
この光景はABEMAのコメント欄やSNSでも大きな話題を集め、ファンからは「素晴らしい雰囲気だね」「レジェンドよ永遠に！」「ルカ・モドリッチ、レアルマドリード史上最高の10番。トニ・クロースとの抱擁でもうダメやった」「みんな泣いてるよ」「グラシアス！」「クロースもいる！素晴らしい！」「深夜に号泣した」「最後まで泥だらけなユニフォームがかっこいいな」「ソシエダでモドリッチが握手したの久保建英選手だけというのが感慨深い」「モドリッチと久保建英のハイタッチも日本人としてはアツい！」など、感動と感謝の声が寄せられた。
2012年にトッテナムからレアル・マドリードに加入したモドリッチは中盤の要として長く活躍し、個人としてはクラブ史上最多の28タイトルに貢献。このソシエダ戦が本拠地ラストゲームとなったが、6-7月に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025（クラブW杯）にも出場予定で、“エル・ブランコ”のユニホームを着て29個目のタイトル獲得を目指すことになる。モドリッチはまだ引退を考えておらず、新たなクラブと契約し、2026年のワールドカップ出場を目指すと現地メディアでは報じられている。
なお、レアル・マドリードはFWキリアン・エンバペの2ゴールで2ー0の勝利。ラ・リーガはバルセロナに優勝を譲り、2位で2024-2025シーズンを終えた。
（ABEMA de DAZN／ラ・リーガ）
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