快挙達成の日本人女子レスラーが“盟友”へ向けたメッセージが話題に「お前がいたら、今の景色はどう見えた？」命日に捧げた“勝利の誓い”に多くの反響

　世界的人気を誇る女子レスラーが“盟友”へ送ったメッセージが話題に。逝去から5年経った命日に想いを込め、自身も世界最高峰の舞台で新たな一歩を刻んだ。

　注目を集めているのはロンドン生まれ日本育ちのジュリアだ。昨年9月にWWEの第3勢力「NXT」に加入すると、今年1月にNXT女子王座を獲得。さらに、5月17日には「SMACK DOWN」に昇格することが発表されることに。デビューからわずか約8カ月という異例の超スピード出世となった。

　そんなジュリアは日本時間5月24日に開催された「SMACK DOWN」でデビュー戦を戦うことに。ジュリアは6月に開催される「MONEY IN THE BANK」のメインマッチ、マネー・イン・ザ・バンク戦の本戦出場を賭けてシャーロット・フレアとゼリーナ・ベガとのトリプルスレットマッチに挑んだ。

　この試合の前日、5月23日。ジュリアは『X』を更新。「お前がいたら今の景色はどう見えただろう。明日、戦ってくるよ」と綴った。この日は、2020年にSNSでの誹謗中傷を受けて自ら命を絶った元女子プロレスラー・木村花さんの命日。かつてスターダムでジュリアとライバル関係にありながらも、強い絆で結ばれていた存在だ。

　ジュリアはその想いも胸にリングへ。ブルーブランドでのデビュー戦となった中、見事勝利。予選を通過し、全ての女子王座にいつでも挑戦できるブリーフケース”ミス・マネー・イン・ザ・バンク”を勝ち取るためのラダーマッチ本戦出場が決まっている。