調査によると、「予期せぬ沈黙から気まずさを感じるまでの時間」は日本が7.8秒で、21カ国中13位という結果が明らかになった。世界平均の約6.8秒で、日本は比較的長く沈黙に耐えられることが判明した。最も沈黙に弱いのはブラジルで5.5秒、次いでイタリアとコロンビアが6.2秒となっている。
また、「最も気まずさを感じる相手」は「上司」が40.1%でトップ、次いで「知らない人」が39.6%、「遠い親戚」が36.8%と続いた。上司に気まずさを感じる背景には、「会話が円滑であることが重要視され、沈黙があると気まずさや不安を感じやすいと考えられる」といった事情も。
さらに、「最も気まずく感じる沈黙のシチュエーション」は「見知らぬ人との何気ない会話」が36.0%で1位となり、「初デート」28.7%、「別れ話をしているとき」28.0%が続いている。理由として、「空気を読む」ことが重要視されているため、まだ距離のある相手との沈黙が特に気まずく感じられる傾向があると分析できるという。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』のコメンテーターで日本大学危機管理学部教授の西田亮介氏は、話をしなければいけない状況に遭遇したときの対処方法として「天気の話をします。『東京暑いんですけど、名古屋は全然暑くないですね~』とか天気の話をします」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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