さっそく、せいや探偵は依頼者の元へ。96歳祖父に「おならの歌」について聞くと、「屁の恥ずかしさを紛らわせる歌」で、最後の「まだそのうえに…」の詞は祖父オリジナルだという。
そこで徳島港で船乗りに調査するも、全員が聞いたことがない話す。しかし、⺠俗学専門の大学教授は「ちょっと心当たりある」といい、「それぞれのフレーズは伝えられてきた。今は、みんなそれを忘れている。実はいろんな時代のいろんな人が付け足してできた集合体のような歌だ」と解説した。
また、最後の詩は祖父オリジナルだと知ると「すばらしい」と感心。それぞれの詩については「1757年の江戸時代に書かれた本に記載されている」と歌の元と思われるフレーズを紹介し、「おならの歌」のルーツを知ることができた。
最後は、徳島県阿波踊り協会「まんじ連」が、「おならの歌」にメロディーをつけ、依頼者、祖父らと大合唱。歌い終えると、せいや探偵は「恥ずかしいわ(笑)」と思わずツッコミを入れた。
この映像をスタジオで見届けた、歌舞伎役者、俳優の片岡愛之助は「まさに伝統芸能。歌舞伎と同じですね(笑)」と感想を述べた。
