女子戦線で、わずか40秒間に5度も繰り広げられたキックアウト合戦――。目まぐるしい攻防とアクロバティックな大技の応酬に「女子最高の試合」と称賛が集まり、米メディアも「身体能力とクリエイティビティの結晶」と絶賛。新世代スター2人が刻んだ、歴史に残る一戦となった。
【映像】 “身体能力お化け女子”のアクロバティックすぎる攻防
WWEの第3ブランド・NXTのビッグマッチ「WWE NXT Battleground 2025」で、ブレイク中のハイフライヤー、ソル・ルカとケラーニ・ジョーダンがタイトル戦で見せたスピーディーな攻防が話題に。WWE公式Xでは、ファンから最大級の賛辞が寄せられた。
NXT女子北米王者のソルは、ケラーニ・ジョーダンとの初防衛戦に臨み、見事防衛に成功。試合中盤には、フィジカル全振りの連続ムーブで圧倒した。手始めに滞空時間の長いブレインバスターを炸裂させると、ネックスプリングで立ち上がり、即座にバック転でカバー。ケラーニも丸め込みで返すが、ソルがジャックナイフで逆転し、さらにケラーニがスクールガールで切り返す。
スタンドでの攻防では、背後に飛びついたケラーニが再び丸め込みを狙うも、これもソルがカウント2でキックアウト。わずか40秒間で5度のカウント合戦が繰り広げられるスリリングな展開に、ファンからは「最高レベルの試合」「大会ベストバウト」「団体の未来」「彼女たちに度肝を抜かれた」など、称賛コメントが相次いだ。
ケラーニはフロッグ・スプラッシュやポイズン・ラナなどの大技でソルを追い詰めたが、最後はソルがトップロープから一回転し、マットすれすれでカッターを落とす過去イチ危険なフィニッシャー“ソル・スナッチャー”を決めて勝利。タイトル防衛に成功した。
アクロバティックな技で一躍注目を集め、現在は女子スピード王座とNXT女子北米王座の2冠と、飛ぶ鳥を落とす勢いのソル。今回の試合でのパフォーマンスについては、米メディアでも「キャリアの重要なマイルストーン」「身体能力とクリエイティビティを象徴する試合」と大絶賛されている。
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